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2014年10月13日

【広島】マエケン残留 今オフのメジャー挑戦見送り



 チームのCS第1S敗退が決定。巨人との最終Sの登板が幻に終わり、今後の去就が注目される前田だが、今オフのメジャー挑戦について、球団幹部は「球団、チーム、本人、ファンにとって一番いいタイミングで行くのがいい。ただ、それは今年ではないだろう。来年、優勝を目指す上で欠かせない戦力」と明かした。

 ポスティング制度は入札金が入るメリットはあるが、球団側は24年ぶりの優勝を狙う上で当然の判断を下した。

 前田は数年前から将来的なメジャー願望を球団側に伝え、昨オフの契約更改で「自分が一番いい状態の時に行きたい。(14年)シーズンを戦いながら考えて、終わってから話し合いたい」と初めて夢を公言した。

 海外フリーエージェント(FA)権獲得は早くても17年。それまでに挑戦するなら球団が権利を持つポスティング制度を利用するしかない。年始以降はメジャーの話題を封印し、シーズンに集中。球団も「機運が高まれば(認める)」と時期を慎重に見極め続けてきた。

 「すべてに圧倒的な数字で終われたら」と意気込んだ8年目は11勝9敗、防御率2・60。5年ぶりにタイトルを獲得できなかった。毎試合のようにメジャー関係者が視察する中、大事な試合でことごとく勝負強さを発揮できず、特に後半戦は2勝5敗。勝てば悲願の本拠地CS初開催が決まる6日の巨人戦(マツダ)、前日(11日)のCS第1S初戦(甲子園)などで喫した黒星はあまりに痛過ぎた。

 前田はこの日の試合後、「途中で負けてしまったので悔しさしかない。シーズン中はそういう(メジャーの)ことは考えていなかったので、今は特に何も言えない」と淡々。「後悔が多いシーズン」と振り返った。

 今後は20日からの秋季練習に参加。11月の日米野球に出場するため、宮崎・日南での秋季キャンプに2年ぶりに参加しそうだ。年末の契約更改までに改めて球団に希望を申し出た場合、残留を通達されるとみられるが、新体制に生まれ変わるカープにとっては、欠かせない戦力だ。

 ◆前田 健太(まえだ・けんた)1988年4月11日、大阪府生まれ。26歳。PL学園高では2004年夏、06年春の甲子園に出場。06年の高校生ドラフト1巡目で広島入り。10年に最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを取り、沢村賞を受賞した。通算189試合に登板し、82勝59敗、防御率2・44。182センチ、81キロ。右投右打。

 ◆ポスティングシステム プロ野球選手が海外フリーエージェント(FA)資格取得前に米球界に移籍できる制度。昨オフから新制度となり、選手が所属する日本球団が譲渡金を上限2000万ドルで設定、その額を支払う意思のある全ての大リーグ球団が30日間交渉できるようになった。契約を結んだ米球団は譲渡金を分割で支払う。旧制度は最高入札額を示した球団だけが選手との交渉権を得る仕組みだったが、新制度では複数球団が獲得に乗り出すケースがあり、選手には選択肢が広がるメリットがある。
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