先日暑さのあまりふらふらとファミマに入りまして、目についた『GRAND KIRIN GARAXY HOP(グランドキリン ギャラクシーホップ)』を買ってみました。人から「おいしい!」と聞いたもので、つい…w
お値段は本体 237円 (税込 255円)でした。
裏の説明書きによると…
パッションフルーツを思わせる希少な「ギャラクシーホップ」を使用し、銀河系に輝く、溢れんばかりの星々のように華やかな香りを実現しました。
だそうですよ。さて早速飲んでみよう!!
つまみは、駅ナカで買ってきた焼き鳥、自作のスパニッシュ・オムレツです。
…うん! ギャラクシーホップ、なにこれ旨い!!
説明書きのとおり、とてもフルーティで華やかな香りがします。まさにトロピカル。ビールでこんなにフルーティでトロピカルな香りって、あんまりないんじゃないでしょうか。
(いやもちろん存在はしているでしょうけど、スーパーやコンビニで買えるビールには、あまり無いように思います)
そんなに苦みはないかな。ガツンとくるほどの苦みはないです。ラガー的な苦みが大好きな人には軽い味かもしれませんが、暑い日にはいいと思いますよ。
ビールの種類はセッションIPA(セッション・インディア・ペール・エール)という種類です。
はじめ、IPA(インディア・ペール・エール)だと思っていましたが、IPAとセッションIPAは違うのね!
まずIPAについて。
Wikipedia インディア・ペール・エール の項より
---インディア・ペールエール (英語: India Pale Ale; IPAとも) は、中程度かそれよりもやや高いアルコール度数をもつエール[1]。液色は銅のような明るい琥珀色[1]。ホップの風味が強くて苦味がある[1]。しばしば、麦芽のフレーバーを伴う[1]。IPAは通常 ペールエールのカテゴリーに入れられる。21世紀初頭では、アメリカのクラフトビールの醸造所では一般的に醸造されているスタイルである。
ふむふむ。
余談ですが、作家・村上春樹さんが3月からやっていた質問サイト『村上さんのところ』で、「好きなビールの種類は何ですが」という質問に対し、「最近好んで飲んでいるのはIPA」と回答してらっしゃいました。ということで、個人的に注目している種類です(そう、私は村上主義者)
実際、5月に行ったビールフェスでIPAを何種類か飲みましたが、結構度数高かったんだよねえ。酔っぱらったくらい(笑)Wikipediaによると、イギリスでは度数の低いIPAもあるそうで、一概には言えないでしょうけれども。
で、今回のギャラクシーホップの「セッションIPA」とは何ぞや?
調べてみたところ、埼玉県川越市の醸造所・コエドビールの記事(というか商品紹介ですが)を見つけました。
COECO NEWS BLOG 2014.04.23. 付けの記事から
※セッション・ビールとは:
いずれかの伝統的なビアスタイルに該当するが、アルコール度数だけがそのスタイルの基準より低いビールを指す。該当するスタイルに見られる固有の特徴が維持されており、かつその特徴と低アルコール分がもたらすキャラクターが調和していることが、最も重要なポイントである。全体のバランスとしてドリンカビリティが主要なキャラクターとなっている。なお、アルコール度数は 5.1%以下であること。
つまり「IPAなんだけど、ちょっと度数低めですよ」っていうビールみたいです。
確かにこのギャラクシーホップ、アルコール度数は4.5%でそんなに高くないんですね。5月にたまたま近隣で開催されていたビールフェスでIPAを飲んだ時、それなりに高めの度数だったので、「あれ?ギャラクシーホップって度数低い…?」と思いましたが、そもそも別物なのね。
ともあれともあれ。
低めだし香りは良いしで、すいすい飲めちゃいます。すいすい飲めるけど、個性的で、飲んでいて楽しい気分になりますね。今回はオットと半分ずつ飲みましたが、これ私一人で飲みたいわw
いままで、スーパー・コンビニ等で簡単に手に入るビールは、苦みの強さに差はあれど、だいたい同じ範疇にあるような味ばかりでしたが、このところ幅が広がってきましたね。お酒関係の会社はみんな頑張っているのだな。一消費者としては、こんなに気軽に個性的なビールが楽しめてありがたい限りです。
とってもおいしいグランドキリン ギャラクシーホップ。期間限定だそうですので、ぜひこの機会に飲んでみてください。おすすめ!
参考リンク
< グランドキリン ギャラクシーホップ 公式サイト >