その症状の大本(おおもと)は「脱水」が原因になります。
脱水は大体2〜3%の水分を失うと口渇・のどの渇きが現れ、5%で脱水症状や熱中症などの症状が現れ、10%で筋肉の痙攣や循環不全などが起こり、20%失うと死亡の恐れがあります。
尿、汗等の喪失量に見合う水分を適量摂取できれば、血漿浸透圧は一定に保たれますが、水分摂取量が不足すると血漿浸透圧が上昇し、のどが渇き、尿が濃縮されます。
水分の摂取量不足は、健康障害や重大な事故の大きなリスク要因の一つとなります。
今回のテーマは脱水による健康障害です。
脱水によって起こる症状について解説します。
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