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2018年05月17日
IT人材の深刻な人手不足
経済産業省が2016年6月に発表したIT人材に関する調査によると、国内ではIT人材の供給が2019年をピークに減少へと転じ、 2020年には約37万人が不足する と予想されている。
特に サイバーセキュリティ人材 や デジタル変革をリードする「先端IT人材」 への需要は非常に高く、両分野に人材不足は深刻になるという見方だ。
国内IT人材の大半は、ITベンダーやSlerなどITのユーザーにその 技術力などのスキルやソリューションを提供する側に所属するといわれる。
一方で、 米国などではITのユーザー側 に所属しており、その違いはIT人材の活躍モデルにおける対比として、しばしば取り上げられる事が少なくない。
国内のIT人材市場は、長年に渡って欧米とは対極的な構造であったが、近年は上述のサイバーセキュリティ人材やデジタル変革を例に、ユーザー側におけるIT化の必要性は大いに高まり、 今後は欧米のようにユーザー側に人材の多くが移っていく状況が予想される。
IT人材の不足は、単に人数を充足すれば良いというものではなく、大きな市場構造の変化に対応して広範なスキルの獲得やキャリアチェンジの必要性も伴う非常に複雑な課題といえる。
社会におけるITの重要性はますます高まるだけに、企業及びIT人材の個人がこれから生き抜くうえで参考になる記事をまとめた。
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