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秋の食材ナスとは?

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日本では秋の食べ物の一つであるナス。

秋頃に食べることが多いので勘違いしてしまいそうになりますが、実はインドの熱帯地方の辺りが原産と言われています。

日本には平安時代に唐から伝わったと言われ、当時の記録によると750年に記録されているのが最も古い記録のようです。

またその頃は「奈須比」と表現されていて、献上品としてだけではなく宮廷の畑でナスを作り漬け物にした記録もあります。

そんなナスは品種改良もしやすいためなのか現在では世界で1000種類、日本でも180以上の品種が確認されているのですが、昔の人たちもナスの栽培には力を入れていたようで、室町時代には京都や奈良での栽培も行われるようになり、江戸時代の辺りには静岡などでも作られるようになったそうです。

(現在では北海道でも栽培されています)

ちなみに平安時代の頃は「奈須比(ナスビ)」と表されていたそうですが、これは当時のナスビは今と違い「中が酸っぱい」野菜だったと言われています。

それで「なかすみ」と呼ばれるようになり、その内に「なすみ」→「なすび」と言葉が変化していったそうです。

今では、そこから「び」がなくなっているだけに、もしかするとその内「す」もなくなり「な」だけの一文字で表されるようになるのかもしれません。

(さすがにそれはないかな…w)





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