2020年09月24日
実は由来が謎過ぎた食パン
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普段から私たちの身の回りにありながら、ふと目を向けてみると非常に面白いのが食パンです。
言葉の意味をストレートに受けとると「食べるパン」という意味で、それでは「それでは食べないパン」という物は存在するのか?
という理解をしてしまい、結構多くの人が「昔はパンというのは消ゴムの代わりに…」なんてことを言ったりしますが…
これは少しいいわけ的に厳しいと思います。
だって外国の人が日本にパンを伝える時に、「これは食パン」というと言うことですよね?
では食パンというのは何て言う意味になるんですか?
イギリスではwhite bread(ホワイトブレッド)と言いますが、どこにも食べるパンという意味はありません。
もしも「食べるパン」という意味の言葉を探すのであれば、フランスのパン・ド・ミというパンが意味としては当てはまると思います。
(形も日本の食パンに近い)
ですがこのパンは、「ミ」という言葉が食パンで言う中の白い部分を表す言葉になってくるので、消ゴムの代わりに使っていたパンという理解にはなりません。
なので、食パンという言葉の発生的には、恐らく日本で生まれた言葉になると考えられるはずです。
そこを踏まえて考えていくと、そもそも食パンというのはイギリスから伝わったホワイトブレッドが始まりらしいのですが、これを日本人が訪ねたときに外国人の人が「日本で言う主食用のパンだよ」と説明したのが始まりと言われています。
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