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2023年12月31日
勝手に小説『扉と少女5』
ーー帰還の扉ーー
もう、おかぁさん。うるさいなぁ。
!おかぁさん?
頭が朦朧としている中、恐る恐る目を開けてみると、目の前には母の姿が!
戻ってこれた!どいう事?あの世界は?
意識が混濁している中、咲の母親が大泣きして咲を抱きしめてきた。
「よかったぁ。もう目を覚まさないじゃないかと心配したのよ。」
咲は周りをみて、ここが病院であることが分かった。
「おかぁさん。私どうして?」
「高校の屋上で、倒れていたのをお友達が見つけてくれて、そのまま病院に来たの。」
「病院の先生も原因が分からず、意識も戻るかどうか分からないって言われて、ほんとに心配したんだから。でも良かった。」
どうして戻ってこれたのか、あの世界はなんだったのか、まったく分からなかったけど、取り合えず戻って来れてよかった。
「取り合えず、先生を呼んでくるから、もう少し眠っていなさい。」
というと、おかぁさんは、病室を出て行ってしまった。
取り合えず、ベットの上から何気なく外を見てみた。
元の世界だ。よかった。
少し安心していると、外から『ミ〜ンミ〜ン』とセミの鳴き声が聞こえてきた。
もしかしておっけらさん?と思い、起き上がり窓の外を見てみたが、セミの姿は見えなかった。
少し回りの木を見まわしてみたが、やはりセミの姿は見当たらなかった。
「おっけらさん。元の世界に戻れました。色々とありがとうございます。」
と心の中で、感謝の気持ちを唱えながら、ベットに戻ろうとしたその時!
「いえいえ。私は何もしていなですよ。」
「元の世界に戻れてよかったですね。これからは頑張って人生を全うして行ってくださいね。」
突然、聞いた事のある声が聞こえた!
おっけらさんだ!
慌てて窓の方を振り返ると、1匹のセミが遠くの空に飛んでいくのが見えた。
そして、咲の眼からは大粒の涙が出てきた。
「咲さん。目が覚めたんですね。」
「あら、どうしたの、なんで泣いてるの?」
と、泣き顔で振り向くとそこには病院の先生とおかぁさんが居た。
また窓の方に振り向くと、心の中で、咲はこう言った。
「おけらさん。わたし頑張る!だから、おっけらさんも人生全うしてね。」
<<ところ変わって。。。。>>
謎の生き物がしゃべっている。
「いやぁ、今回は失敗したなぁ。」
「まさか、あんなところに扉を落としてしまうとは。」
「しかも、人間の女の子が居て、扉開けちゃったもんなぁ。」
「はぁ、取り合えず、無事戻ってきたからよかったけど、取り合ず上にはばれないようにしないと・・・」
と、病院の上空から、背に扉を担いだ何者?かが、つぶやいていた・・・・。
>> 次回未定
もう、おかぁさん。うるさいなぁ。
!おかぁさん?
頭が朦朧としている中、恐る恐る目を開けてみると、目の前には母の姿が!
戻ってこれた!どいう事?あの世界は?
意識が混濁している中、咲の母親が大泣きして咲を抱きしめてきた。
「よかったぁ。もう目を覚まさないじゃないかと心配したのよ。」
咲は周りをみて、ここが病院であることが分かった。
「おかぁさん。私どうして?」
「高校の屋上で、倒れていたのをお友達が見つけてくれて、そのまま病院に来たの。」
「病院の先生も原因が分からず、意識も戻るかどうか分からないって言われて、ほんとに心配したんだから。でも良かった。」
どうして戻ってこれたのか、あの世界はなんだったのか、まったく分からなかったけど、取り合えず戻って来れてよかった。
「取り合えず、先生を呼んでくるから、もう少し眠っていなさい。」
というと、おかぁさんは、病室を出て行ってしまった。
取り合えず、ベットの上から何気なく外を見てみた。
元の世界だ。よかった。
少し安心していると、外から『ミ〜ンミ〜ン』とセミの鳴き声が聞こえてきた。
もしかしておっけらさん?と思い、起き上がり窓の外を見てみたが、セミの姿は見えなかった。
少し回りの木を見まわしてみたが、やはりセミの姿は見当たらなかった。
「おっけらさん。元の世界に戻れました。色々とありがとうございます。」
と心の中で、感謝の気持ちを唱えながら、ベットに戻ろうとしたその時!
「いえいえ。私は何もしていなですよ。」
「元の世界に戻れてよかったですね。これからは頑張って人生を全うして行ってくださいね。」
突然、聞いた事のある声が聞こえた!
おっけらさんだ!
慌てて窓の方を振り返ると、1匹のセミが遠くの空に飛んでいくのが見えた。
そして、咲の眼からは大粒の涙が出てきた。
「咲さん。目が覚めたんですね。」
「あら、どうしたの、なんで泣いてるの?」
と、泣き顔で振り向くとそこには病院の先生とおかぁさんが居た。
また窓の方に振り向くと、心の中で、咲はこう言った。
「おけらさん。わたし頑張る!だから、おっけらさんも人生全うしてね。」
<<ところ変わって。。。。>>
謎の生き物がしゃべっている。
「いやぁ、今回は失敗したなぁ。」
「まさか、あんなところに扉を落としてしまうとは。」
「しかも、人間の女の子が居て、扉開けちゃったもんなぁ。」
「はぁ、取り合えず、無事戻ってきたからよかったけど、取り合ず上にはばれないようにしないと・・・」
と、病院の上空から、背に扉を担いだ何者?かが、つぶやいていた・・・・。
【 完 】
>> 次回未定