ガーディという愛犬がいました。
もう数年前に亡くなってしまいましたが、
ガーディがくれた教えの一つを
お話ししようと思います。
もくじ
【めんどくさいは心の悪魔】愛犬がくれた一つの教え
・ガーディ
・めんどくさいは心の悪魔
おわりに
ガーディは付近のドブに捨てられていた仔犬で、
兄がポケモンを好きだったことから
犬の形をしたポケモンと同じ「ガーディ」と名付けることにしました。
番犬として外で飼っており、
人が来たら噛みつくように吠えたり
僕らが遊んでいたボールを取って離さなかったり
とても元気いっぱいな犬でした。
しかし、そんな彼も
月日を重ねるごとに
足腰は弱り、散歩や排泄も、不自由な状態になってしまいました。
そんな世話のかかる犬に
家族は、うんざりしていました。
夜中に鳴いて要求していても
鳴き止むを待ち、
犬小屋にしょんべんだらけになっていても
様子を見ることもありません。
僕は家族に嫌悪を抱きながら、
夜中2時とかに鳴いていたら
一時間かけて散歩させていました。
本当のことを言うと、嫌な気持ちは
僕の中にもありました。
でも散歩していると、
ガーディの人生の意味について
涙を流しながら
考えずにいられませんでした。
元気な時は、たくさん思い出を貰った。
世話が必要になってからは
家族から死を望まれていて、
僕も思いたくないけど
心の中にめんどくさい気持ちがある。
もしかしたら自身も、
死を望んでいるのかもしれない。
でも、
じゃあガーディは、
なんのために生まれてきたんだろう。
その答えが見つかる前に
ガーディは息を引き取りました。
ぼくはガーディの死と
それまでの想いをきっかけに
ペットメーカーや
児童発達支援の道を志しました。
死の間際に
生きててよかったと思える人
思ってもらえる人って
どんな人だろう。
「めんどくさい」って
僕は常日頃から
いろんなことに思います(笑)
動画見てたら
夜遅くなっちゃって
お風呂や歯磨きなんかも明日にして
もうこのまま寝ちゃいたい。
そんななまけている様子の
「めんどくさい」ですが、
僕はささいな笑い話でなく
とても警戒すべき心の動きとして見ています。
なぜなら、
めんどくさいと思う生き物だからです。
少なくとも、僕はそういう人間です。
美徳がどうこうの話ではなく、
「めんどくさい」には
それぐらいの悪魔的な作用があると気づきました。
もちろん、
こころが疲れ始めた
前触れかもしれないので
「めんどくさい」に従って休むのも大切です。
行動するかどうかは自分自身ですが、
「めんどくさい」という心が生まれるのは大前提で
そこからどう意思決定できるか。
という考え方をするようになりました。
いかがでしょうか?
今回は、自分の体験談を基に
学んだことを紹介しました。
正しい知識と、愛情をもって
ペットを飼う人が増えたら嬉しいです。
というわけで以上です。
ご愛読、ありがとうございました。
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