無印良品で、
コオロギのおせんべいが売られているのをご存知ですか?
コオロギによって食料不足を解決しようという動きが
世界中で見られています。
ですがきっと
読者の中にはこう思っている人もいるでしょう。
- 昆虫食は仕方なく食べるもの
- コオロギせんべいは美味しくなさそう
- 味や食感も残っているのか
そんな疑問も含めて、解説していきます。
本記事の目次
1.昆虫食の背景
2.コオロギが最適な3つの特徴
3.コオロギせんべいの口コミ・評価
上記の内容で解説します。
それでは、順番に見ていきましょう。
昆虫食が関心を集めるきっかけになったのは、
国連食糧農業機関(FAO)が2013年に出した報告書から。
2030年に人口が90億近くに達することが見込まれ、
食糧危機に直面すると書いてありました。
そんな中、昆虫食が、解決手段のひとつとして着目され、
呼応するように欧州連合(EU)が
Novel Food(新規食品)のひとつとして昆虫を規定し、
欧州で食習慣がなかった昆虫が「食べ物」の仲間入りをしたということです。
また昆虫食には、
このようなメリットがあります。
下記にて補足します。
栄養価が高い
高タンパク、低脂質、低炭水化物、必須アミノ酸含有。
脂質は低いだけでなく、そのなかに含まれているオメガ脂肪酸は
動脈硬化・心筋梗塞の予防になるとも言われています。
タンパク質の含有量は、
粉末コオロギ100g当たり約67gと
プロテインならば約3杯、鶏ムネ肉なら約300g、
牛乳は約2リットルを摂取しないといけない量が含まれているのす。
育てるコストが少ない
牛や豚に使われる莫大な餌や水も
虫はその3分の1程度で済むらしいです。
温室効果ガスの排出が少ない
国連食糧農業機関によれば、
地球上の温室効果ガス排出量の18パーセントは
畜産によるものであると発表しています。
牛や羊などの
はんすう動物のゲップに含まれているメタンが
地球温暖化を進めるという情報もあります。
代わって昆虫はCO2排出量が非常に少ないので
エコロジーというわけです。
結論、育てやすからです。
・飼育場所:簡易なキッド省スペースでの飼育ができます。
・成長スピード:35日で成虫になります。
・雑食:主に穀物類ですが、餌の選択肢が広く、廃棄問題にも貢献できる可能性があります。
個人的な感想ですが
昆虫の中でも
ワームやサソリなどと比べると
見た目がまだ受け入れられやすいのも
あるのかと思います。
実際に食べた人の感想を集めてみました。
・海老せんべいの味
・軽い塩味が利いていて美味しい
・コオロギの感じはない
ということで、
ほぼ海老せんべいだという口コミが多かったです。
というのも、
乾燥させたコオロギを粉末にして使用しているので
コオロギせんべいに関して言えば、
触角や脚の食感があるということは
なさそうです。
先入観が強いと
あまり美味しく感じられないかもしれませんが、
こういった加工したもので栄養価も高いのなら
試してもいいかもしれないですね。
というわけで以上です。
読んでいただき、ありがとうございました。
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