BUSINESSJOURNAL 2018.08.03配信記事より引用
俳優の山崎賢人が主演を務める連続テレビドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の第4話が8月2日に放送され、平均視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。前回から1ポイントダウンしてしまったが、4話連続で2ケタを記録しており、ドラマとしての評判は上々だ。
第4話では、身元不明の少女が東郷記念病院小児外科に緊急搬送されてきたのだが、検査を拒否して病院内で暴れ回っていた。レジデント(後期研修医)の新堂湊(山崎)が優しく手を差し伸べると落ち着くが、一切話をしないため名前もわからない。
新堂が担当医となり、少女の母親である大石薫(瑛蓮)が名乗り出て病院にやって来る。そこで、少女の名前が大石あかり(高松咲希)だということがわかった。継母である薫が持ってきたあかりちゃんの荷物の中にノートがあり、新堂は偶然、その中身を見てしまう。すると、それまでまったく話さなかったあかりちゃんが「(書いてあること)誰にも言わないで」と一言。
そして、薫が「自宅近くに転院させたい」と病院にお願いしていることを知った新堂は、「あかりちゃんを渡しません」と抱きかかえて逃走する。しかし、薫に追いかけられた挙げ句、薫が「新堂に突き飛ばされた」と訴えたことで、新堂は自宅謹慎することになってしまった。
その後、あかりちゃんは病院を抜け出し行方不明に。新堂は、あかりちゃんが本当のお母さんとよく行っていたという公園で彼女を見つけるが、あかりちゃんは腹痛で倒れて緊急手術が必要になってしまう。前回、オペ室への入室を小児外科主任の高山誠司(藤木直人)に拒否されていた新堂だが、今回は主治医ということもあり、了承を得る。そして、新堂の的確なアドバイスによって手術は無事に成功した。
一方で、あかりちゃんのノートに記されていたのは継母との関係だった。あかりちゃんの父親はひとりで育児や家事に奮闘しており、あかりちゃんも当初は再婚を喜んでいた。しかし、次第に状況が変わり、「父親の笑顔のために自分が我慢する」という切ない子ども心がつづられていたのだ。
最終的には、父親もあかりちゃんの気持ちを知ることとなり、新堂の助言もあって、あかりちゃんは自分の口で「本当は2人がいい」と話すことができた。そして、新堂は瀬戸夏美(上野樹里)とともにあかりちゃんの今後の幸せを願う……という展開でエンディングを迎えた。
もはや、新堂が子どもと話しているシーンだけで目頭が熱くなってしまう『グッド・ドクター』だが、継母にネグレクトや精神的虐待を受けながらも「子どもが父親の幸せを願い、自分の気持ちを我慢する」という切ないストーリーに、今回も号泣する視聴者が続出。
特に、あかりちゃんを演じた子役の高松咲希には「子役の女の子、引き込まれた! うますぎ!」「子役のレベルが高い」「名演技」「高松咲希ちゃん、かわいいし演技うまいし、将来有望。素敵な女優になりそう」と絶賛する声が相次いでいる。
また、今回に限らず「登場する子役すべてがレベルが高い」と評する声も多くあがっている。さらに、次回予告では、カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを獲得した映画『万引き家族』(ギャガ)で長男役を演じた城桧吏(じょう・かいり)の出演も明らかになった。
山崎に上野、そして戸次重幸や板尾創路、浜野謙太に柄本明と実力を兼ね備えた個性派俳優たちが揃うなかで、将来の活躍が期待できる有望な子役たちの存在にも注目だ。
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