「太平洋戦争」をテーマにした映画をご紹介します。
どれもスクリーンやDVDで観ているものなので、
感銘を受けて思い入れのある作品ばかりです。
永遠の0(ゼロ)
2013年、主演:岡田准一
百田尚樹さん原作の小説を映画化。
実は祖父とは血がつながっていなかった。
そんな発端から始まった「特攻隊として散った実の祖父さがし」。
最初に会った数名に「奴は臆病者だった」と言われ主人公は心折れかけるが…。
人を愛する気持ち、人を慈しむ気持ち、それが現代に繋がる。
何度観てもラストシーンは大号泣してしまいます。
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ドラマ版DVD(主演:向井理)
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硫黄島からの手紙
2006年、渡辺謙・二宮和也
ハリウッド映画、クリントイーストウッド監督のこの作品は
硫黄島の戦いを日本サイドから描いた良作です。
(米国サイドは「父親たちの星条旗」。こちらもおすすめ)
日本国内の家などの映像描写はちょっと「外国人の描く日本」ぽくて気になりますが、
それ以外は違和感なく日本>と<日本人>が描かれていると思います。
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アルキメデスの大戦
2019年、主演:菅田将暉
終戦の年に初陣で海に沈んだ戦艦大和。
その建造前、建造をめぐる謀略を描いた作品。
主人公は軍人ではなく天才的な数学者。
すべての情報を遮断されながらその建造費用を算出していく過程が
謎解きのようでスリリング。しかしその結末は…。
「上」に立つ人がどの時期の未来を見てどんな結末を描いたら
誰が何を得られるのか。今「上」に立つ人はどう考えているのだろう。
そんなことを考えさせられる映画です。
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連合艦隊
1981年、主演 中井貴一
真珠湾攻撃から戦艦大和沈没までを描いた大作。
これはあの戦争を知るために一度見ておくべき作品だと思います。
主役は後々大和に乗船する未来が期待される若者の兄弟と幼馴染の女性。
しかし大本営の上層部から一兵卒までが丹念に描かれ、
だからこそ戦争の理不尽が浮き彫りになって歯がゆく切ない気持ちを揺さぶられます。
個人的に一番泣くのは少年飛行兵たちの発艦前の健気なシーン。
146分と長い映画ですが、この時期ぜひぜひ観てほしいと思います。
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火垂るの墓(アニメ)
皆様よくご存知、ジブリの作品です。野坂昭如さん原作。
空襲で母を喪い、親戚の家でお世話になる兄妹。
しかし肩身が狭くなり二人で暮らし始めるも…。
当時雑誌で見た監督(高畑勲さん)のインタビューだったか…
「主人公は現代の男の子がタイムスリップしたような子だ」と
いう話が印象に残っています。もし自分が清太だったら?
そんな目線で観たら、また印象が変わるかもしれません。
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キャタピラー
主演:寺島しのぶ
観るのをおすすめしたいのですが、20歳以下の方は見ないで、と言いたいです。
それは大人でもトラウマになりそうな陰惨な現実を描いているから。
描かれるのは兵隊に行き四肢を失って帰ってきた夫を迎え入れた妻の「家庭での戦争」。
軍神として扱う周囲の目。家制度での男尊女卑な主従関係。
理不尽に理不尽が重なったその上に訪れる終戦。
例え戦火に晒されなくても生活も人生もボロボロにする戦争の怖さを
身に沁みさせられる作品です。
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DVD(新品)は現在販売されていないようです。
中古なら入手できるようなので、興味があれば探してみてください。
いかがでしたでしょうか?
戦争にまつわる記念日は夏だけではありませんが、
やはり8月15日「終戦記念日」は大きな節目の日といえます。
今の平和を継続していくためには、70年以上前に起こったあの戦争を
「知っておくこと」が大切なんだろうな、とふと考えてしまうこの頃。
単に映画としてよい作品ばかりです。
気になる作品があったら、ぜひ観てみてくださいね。
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