監督のエドガーライトは同じ主演で『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン』も作っています。こちらはアクションコメディの傑作です。知名度がまだ低いので、ぜひ多くの人に観てもらいたい。ほのぼのコメディかと思いきや、後半の怒涛の展開は、予想のだいぶ上を行きました。
ショーンオブザデッドは、ホラーコメディの傑作です。ホラーの中に細かいコメディ要素をどんどん入れてきます。
内容は、町の人々がゾンビになり襲ってくる話です。
話の筋はオーソドックスですが、所々に笑いを入れてくるセンスが光っています。
以下、内容のネタバレあり。
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ゴミ箱に捨てた花、庭に捨てたレコード、パブのカウンターの銃、彼女の部屋で投げつけたタバコなど、細かい伏線が効いてます。この細かい小道具の伏線の上手さが評価が高い理由だと思います。
デブ男のゲーム好きも後半とラストに活かされます。
ラストもなかなか良いです。
オープニングで、町の風景を映して行きます。
町に異変が起きてから、主人公は異変に気付かないまま、しばらく町を歩きます。同じカメラアングルで見せるので、観客は町の異変に気がつきます。遠くに歩くゾンビ、モノが破損している状態、飛び散った血痕、観客はこれに主人公より先に気付き、「志村後ろ」状態を味わえます。これも笑いの要素になっています。
今作はゾンビ映画としては珍しく、ほとんど昼間に話が進みます。
この為、特に前半が割と陽気な雰囲気で進みます。そして後半に結構追い込まれて行きます。この緩急の切り替えがうまかったです。
後半のクイーンの「Don't Stop Me Now」に合わせてゾンビを叩いて行くところは名場面。
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