郵便局だけじゃなかった
「自爆営業」の実態が
浮き彫りになりました。
実際のところ
氷山の一角なんでしょうが・・・。
様々なことで世間を賑わしている「居酒屋」
といえばどこが頭に浮かびますか?
従業員の過労死自殺などの労働事件や
「根性論」のような経営理念、
また、
従業員は「家族」だから労働組合はいらないと
「不当労働行為」そのもの・・・など、
皆様も旧知のことと思われる「あの」会社の話題です。
私も報道されたことしかわかりませんが、
報道されている内容を見る限り、
「いいイメージ」は全くなく、
「根性論」で従業員を酷使している印象を
どうしても受けてしまいます。
元々、こういう考えはあり得ないと思っており、
もう数年間はこの系列の居酒屋だけは、
利用していません。
また、このような考えがまかり通ると思っている、
政治家やその政治家が所属する政党には、
個人的に有権者として「おかしい」と感じているので、
投票したことがありません。
新年早々、
こんな記事を目にしました。
私が勤務していた・・・では、
おせち料理を自社工場で作っていました。
10月頃になると、
店舗には「今年もご愛顧ありがとうございました」という言葉と、
豪華なおせち料理の写真が印刷されたポスターが送られてきます。
「買い取りたくなかったら、お客様に売って」
このポスターとともに、
おせちの申込用紙が書かれている用紙も一緒に送られてきます。
そして店舗勤務の社員には「1人1個」の販売ノルマが設定され、
上司からはお客に売れなかったら自分で買い取るよう
暗に強制されます。
2015.1.1キャリコネニュースより
https://news.careerconnection.jp/?p=5819
あえて社名は伏せます。詳細はニュースソースでどうぞ
こんな考え方の企業だから
この記事を見てこの企業だから
「自爆営業」あっても驚きもなく、
むしろ「やっぱりな」という感想を持っています。
何でもこのおせち18000円もするそうで、
格安系の客層に対して18000円か・・・、
正直いって売れないだろうなぁ・・・、
と思いました。
結局、この企業のお得意様は「従業員」だったわけで、
「営業する機会も与えられず」
「売れ売れ」ったって「売りようもないわけで」、
こんな職場風土ですから、
追いつめられて「自爆の道」しかないわけで・・・。
自爆
自爆営業は、
おそらく表に出ていない方が圧倒的に多く、
完全に「必要悪」になっています。
前回、「郵便局の」「年賀はがきの自爆営業」を
書きました。
また、「私の知人」の話としてお読みいただければ
と思いますが、
実は「年賀はがき」だけではなく、
「お歳暮」「お中元」の時期などは
この商品を「ゆうパック」で送るものがあり、
当然ながらこれについても
「自爆」せざるを得ない状況でした。
実際、「職業は何?」状態です。
これも「年賀はがき」と同様で、
「営業活動」をする「機会」も与えられず、
結局は多くの局員が「自爆していました」。
面白い現象
現在は指標という名のノルマの計算方法が
変わっているようで、
「金額」になっているようですが、
以前は「個数」だったんです。
「個数」を達成すればよかったので、
カタログの一番安い商品が売れます。
全部自分が買っても使いきれない(食いきれない)ので、
同僚あてに送ったりもしてました。
笑っちゃったのは、
その同僚も同じものを送っていて、
「同じ商品を送り合っている状態」な
事もありました。
多分統計を取ってみたら、
一番売れたものは200ページあるカタログの中で、
一番安い商品だと思います。
・・・ゆうパック
「〜〜ゆうパック」と名のつくものは、
必ず「外郭団体」がからんでいます。
例えばあるお店が「〜〜ゆうパック」で、
うちの商品を扱ってほしいとなると、
その外郭団体が受け付けて、
カタログを作ります。
その「〜〜ゆうパック」を局員が売る(自爆する)構図です。
ここまでの話で「ピン」ときた方が多いかと思います。
そういう構図なわけですね・・・。
ですから「〜〜ゆうパック」を自爆した金額の
一部はある領域の方々を潤しているんですね。
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