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(2019/11/29 00:17時点)
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魔法を信じますか?
たとえば
このお酒を
最後の一滴飲み干したら
僕たちは最初の夜に戻れる
お互い何も知らない夜に
誰でもないふたりになれる
そんな魔法はどう?
前巻のは こちら 。
恋をした。この恋の行きつくところはきっとあの時にはすでに分かっていて、そんな自分を見ないように遠ざけながら私はあの時の彼女にずっと振り回される。君は決して私を見ない代わりに、いつも私のすぐ手の届きそうなところにいて、私の心をかき乱すのだ。
みたいなお話では特にありませんが、雪乃さんがわりと不思議なムーヴの巻でした。そうだ、私はこの人について、まだ何も知らないんだった…、そんな感じです。そういうのは時々ありますよね、何かめっちゃ仲良くなったんだけどそもそも名前も何だったっけ…、みたいなの。それはちょっと違うか…。
人は長く生きると色々なものを抱えるけれど、他人が知り得るのはいつもそのほんの僅かばかりしかないものだ。って書いてみたけど私は別に何も持ってないな。いや、人から見ればその人と違う何かは常にその何かではあるのか。
さて主人公が兼業小説家のお話なんですけど、実生活で付き合いのある人を元にして小説に人物を登場させるようなお話を時々リアルでも耳にするんですが、これ登場させられた人はどんな気持ちでその小説を読むことになるんでしょうね。
私は小説家の友人はいないので、その気分を味わうことはできそうもない。いや、一人本出してる人いるっちゃいるのか。最近ちょっと疎遠になってしまっているけれど。
しかもこの漫画の場合、それ官能小説だからねw。ドッキドキ。
でもね、しょうがないんです。だって頭の中雪乃さんで一杯なんだもの。雪乃さん可愛いんだもの。私もストッキング触りたいな…。
次巻も楽しみです…。
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