今日は以前にブログに書いた過去の大きな失恋の後日談を書いていこうと思います。ダメ男の典型的なパターンなのでこれを読んで気分を害される方がいるかもしれません、もしそうだったらほんとにごめんなさい。
では、書いていきます。
そもそも数年一緒に暮らした彼女と別れるきっかけになったのは、僕がお互いちぐはぐになってしまった生活を見直したいと彼女の仕事帰りを家で待っていたことなのですが、実はこれには理由があって、この数日前に僕は大学の同級生から告白されていたんです。
その子とは、同じクラスだったということもあり1年の時から比較的仲良くしてくれて、あまり学校に行かなかった僕によく授業のノートなんかを借してくれてたんです。当時の印象はすごくきれいな目をした子だなぁって思ってました。その後は、たまに学校行ったとき彼女と会うと、よく近所の喫茶店で話し込むようになったんです。その時代は携帯なんてないから、ほんとに行き会ったときだけなんですが、会うと自然と一緒に散歩したりお茶飲んだりして一緒にいる時間が増えていったんです。その子は僕に彼女がいることは知っていました、でも一切そういう話はしなかったと記憶しています。会って話すのは最近読んだ本の話とか、映画や音楽の話、時々将来何になりたいかなんてすごくまじめに話する子でした。実家暮らしだったし、付属からの進学組だったので、きっとお嬢さんなんだなって僕は思っていました。
正直僕のようなタイプは珍しかったんだと思います。今は社会人になって多少は(いや、かなり)まともな考え方(表面上は)や生き方をしていますが、当時は何も怖いものなんてないので(若さって怖い...)、自分の人間性をかなり前面に出してました。大学時代って中学や高校みたいな人間関係のしがらみとかないし、一番自由だったように思います。だから僕の場合は大学時代が一番人生で無駄に時間を過ごしてしまったと今でもここは後悔しています。よく大学デビューという言葉がありますが、僕の場合は自由と引き換えに大学引退みたいな人間になっちゃったんです。社交的でないから友達もできない、バイトでの人間関係だけでそれ以外は彼女と一緒に生活しているだけで日々を過ごしてた。それが自分の素の姿だったんです。無理して愛想ふりまかなくてもいいし、いい人ぶらなくてもいい。大学時代唯一学校でできた友達には、今でもそいつとは定期的に会っているんですが、「おまえって学校来たと思ったら本一冊だけ持っていつも一人でぶらぶらしてたよな、バッグなんか持ってるの見たことなかった」って。
そんな生活をしてたもんだから、同級生のその子と話するのが僕にとって外界と接する数少ない機会だったのかもしれませんね、今考えると。それにその子は何で僕に興味を持ったのか知りませんが、よく僕の偏った意見を大真面目な顔してよく聞いてくれてました。居心地は正直よかったです、典型的なダメ男な意見ですけど。
正直これ書いてたらいろいろ当時のこと思いだして凹んできました。本当に純粋でいい子だったのにひどい裏切り方をした自分に。
1年が過ぎたころ冒頭に書いた事件が起きたんです。いざこういうこと書き始めると前の時もそうでしたが随分長くなっちゃいますね。
続きはまた明日以降に。中途半端ですいません。。
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