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2017年02月12日
人間ドック助成金|国民健康保険加入者対象の自治体による人間ドック助成金を見逃して いませんか。人間ドックで病気の早期発見、治療を。人間ドックの費用を大幅に削減しましょう。
自治体の人間ドック助成金
人間ドックは、病気の治療が目的では、ないので、健康保険の適用には、なりません。
サラリーマンなどが所属する各健康保険組合などでは、人間ドックや定期健康診断に
付け加えて、オプション検診などの際、全額、あるいは半額補助などがあります。
健康保険組合連合会(けんぽれん)は、各健康保険組合の連合会なのですが、
リンク集で、個別の健康保険組合の内容が紹介されていますので、
人間ドックや、オプション検診の補助内容などを知ることもできます。
健康保険組合連合会(けんぽれん)のサイトは、こちらからどうぞ。
それでは、国民健康保険対象者に対しては、自治体が人間ドック助成金制度を
設けています。
早速、わたくしの住んでいる自治体の例をみてみましょう。
1.対象者
・市内国民健康保険加入者であって、40歳以上の方
・県内の後期後期高齢者医療制度加入者であって、市内在住の方
2.助成金額
受診した人間ドックに対し、13,000円を上限に助成します(同一年度内1回のみ)。
※人間ドック受診にかかる費用が13,000円以下の場合は、受診にかかった額を助成します
3.検査項目
市内協力医療機関にて受診する場合
・診察等(既往歴、自覚・他覚症状の調査)
・身体測定(身長、体重、腹囲)
・血圧(収縮期・拡張期)
・血液検査(総蛋白、血清アルブミン、GOT(AST)、GTP(ALT)、γ−GTP(γ−GT)、 空腹時血糖、
血清クレアチニン、血清尿酸、HDL−コレステロール、LDL−コレステロー ル、中性脂肪、
ヘモグロビンA1c、ヘモグロビン、ヘマトクリット、赤血球数、白血球 数、血小板数)
・尿検査(蛋白、糖、潜血)
・胸部エックス線検査(又はCT検査など同等検査)
・便潜血検査(又は下部内視鏡検査など同等検査)
・胃部エックス線検査(又は上部内視鏡検査など同等検査)
・心電図検査
・腹部超音波検査(胆のう・肝臓・膵臓・腎臓)
・判定(メタボリックシンドローム判定、医師の総合評価等)
4.助成方法
市内協力医療機関にて受診する場合
人間ドック費用から市の助成金額(上限13,000)を差し引いた額を医療機関に支払うことになります。
まとめ
一般的な人間ドックの費用は、3万円〜6万円くらいです。
また、自治体によっては、「脳ドック」の助成を設けている自治体も
あります。
年齢制限も35歳以上だったり、40歳以上だったりします。
国民健康保険料も自治体によって、バラバラですし、人間ドックの
助成もバラバラです。
国民健康保険料が高すぎる自治体でも、人間ドックの助成が多ければ、
多少、バランスが取れているし、逆に、国民健康保険料が安くても、
人間ドックの助成金も少なければ、そんなに得したことには、
ならないでしょう。
人間ドックの助成については、居住地域の自治体に問い合わせて
みましょう。
”〇〇市 人間ドック 助成”の検索で、見つかる場合もあります。
「国民健康保険計算機」という、興味深いサイトもあります。
年齢と年収を入力するだけで、国民健康保険料を計算できるようです。
各自治体の健康保険料もモデルケースとして高い地域、安い地域が
掲載されています。
収入と固定資産税をもとに、健康保険料が試算されるようですが、
自治体によって、差があるのも、ちょっと理解しがたいものが
ありますね。
”一票の格差”と同じような問題かもしれませんね。
「国民健康保険計算機」は、こちらからどうぞ。