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2021年09月25日

最強のクレカ


今回は最強のクレジットカードについて。

ネットで「クレジットカード おすすめ」検索すると、ランキングが出てくる。

しかし、正直どうなの?と言うラインナップになっている。

その要因はアフィリエイトの成果報酬。

要は、成果報酬が高いカードが優先的に紹介されている。

勿論、悪いカードが紹介されているわけでは無いのだが、比較サイトに訪れる多くの初心者にとって、

最適解とは言いづらい。


私は、

普段使いのクレジットカードで重要なのは無条件での還元率である。


と考えている。

目を引くような高還元率のカードは、使用先が限定的な場合が多い(その他の利用は0.5%等)。

しかし、それでは要らないものを買う原因になったり、

常に「〇〇で買わないと!」と感じることが人生において無駄な時間になる。

また、溜まったポイントの利用方法も面倒なものが多い。

最近は、商品券や金券に交換できるものも多いが、それでも相当めんどくさい。

ポイント数の縛りがあったりもする(500P〜等)。


これらの要因から、私が考える現状の最適解は、

「VISA LINE Pay クレジットカード」
https://pay.line.me/portal/jp/about/credit-card

である。

現状、 2%の還元率で実質年会費無料。

今後還元率が変更になる可能性はあるが、

現状は年会費無料でこれに勝る還元率のクレジットカードは無い(自分調べ)。

溜まったポイントはLINEpayやPayPayで使えるので、利用先にも困らない。

LINE証券を介すれば現金化も可能。

アフィ報酬をポイント還元に回してくれている良カードなのである。

そのため、比較サイトでは名前が上がらないが、クレカ初心者は持っておいて損は無い。


ちなみに、保険等は(ショッピング保険以外は)何もついていない。







2021年09月22日

持ち家派?賃貸派?と言う永遠の議論

永遠?の議論のテーマ

「持ち家派か、賃貸派か。」

初めに、個人的な「派閥」で言えば 私は完全に「賃貸派」である。

では一般論としてはどうか?

「人による」と言えばそれ迄だが、少なくとも 経済的な合理性は賃貸に分があるのでは?と考える。

そう考える根拠をいくつか示す。

根拠1?
【持ち家は、多くの場合、不動産の価格変動リスクを取りすぎることになるから】


一般的に自宅を購入する際は、多くの借り入れを行う。 つまりレバレッジを掛けている。

そしてその投資先は 「日本の不動産」

株価の様に、毎日価格が提示され無いだけで、資産価値は確実に日々変動している。

貯金500万円で5,000万円の自宅を35年ローンで購入している夫婦が、

「株や投資信託はリスクが怖い」と言っているのを聞くと、何とも言えない気持ちになる。

(日本の不動産価格の見通しにはここでは言及しないでおく。)


根拠2?
【持ち家は、賃貸には無い多くのリスクを負うことになるから】


家を持つということは、それに付随する対処不可能な資産価値下落要因も引き受ける事を意味する。

例えば、 地震や土砂崩れ、(自分に過失のない)火事、近隣やマンション別室での事件・自殺、

その他にも自分ではどうしようもない要因で、資産価値が大きく棄損する可能性が、

不動産を保有することで生まれる。

もちろん、賃貸であればこれらのリスクを負うのは貸主であるため、大きな影響はない。

「どうせ家賃を払うのならば、ローンを払って自分の物になった方が良い」と言うのは、

不動産屋の定番の売り文句であるが、自分の物にならない方が良いこともある。

不動産を買う際は、月々のキャッシュフロー以外にももっと目を向けるべきであると思う。


根拠3?
【今の時代、将来持ち家が足枷となる可能性が高いから】


今の世の中、自分の人生が数年後どうなっているかは分からない。

そんな中、持ち家の存在は、 人生の選択肢を狭める。

そもそも変化が激しい現代では、将来的に持ち家が不要になってしまう可能性も高い。

・ローンを組んでいるから、独立やリスクのある転職ができない。
・転職先を探すにも、家から通える範囲でしか探せない。
・部屋数の関係で、もう子供が増やせない。
・子供が巣立った後に、こんなに広い家は要らない。
・リタイア後、子供家族の近くに引っ越したい。

挙げればきりがないが、根拠2?と同様に、

家を持つ事それ自体が、冷静に考えると煩わしい点が多いと言う事である。

要は「よくよく考えると家なんて無い方が気楽じゃない?」と言う事である。



では逆に持ち家のメリットは何だろうか。

思いつく事を羅列すると、

・将来的に価値が上昇する可能性がある。
・住宅ローン控除。
・団体信用生命保険が生命保険代わりになる。
・田舎に住みたいのであれば土地がかなり安い。


といった具合であろうか。


特に一つ大きな利点を挙げると、

不動産購入は最大限にレバレッジを掛けることができる手段である。

と言う点である。

そのため、購入不動産の値上がりを見込んで購入する場合、合理的な選択となり得る。

例えば、与信枠に余裕がある場合限定だが、

ライフステージに合わせて駅近人気物件をその都度購入し、住まなくなったら売却or賃貸に出す、

と言う事を繰り返せば、かなり合理的かもしれない。

もっとも、居住目的で取得した不動産の価格上昇は、たまたまな副産物的な意味合いが強く、

上昇を見込んで購入する場合は今回の議論とは一線を画していると言える。

また、多くの人の購入物件になり得る大規模に開発されたリーズナブルな建売住宅や、

売れ残った立地の悪いマンションが、

将来値上がりするとは考えにくい。


総合すると、現実としてはやはり「家が欲しい!」と言う感情的な側面が少し大きい気もする。


しかしながら、保険の際も話したように、 私は感情面を意思決定の優先事項の一つと考えている。


「家を買うのが夢だったんだよね。」で十分。



何をするにも、その選択をすることで自身や家族の幸福度が高まるのであれば、

それは 経済的には非合理的であっても、 人生の選択としては合理的と言えるのでは無いだろうか。

少なくとも、どちらが正しいとかそういう話ではない。

2021年09月18日

保険は要らないと言う風潮。果たして本当か?

昨今、YouTubeやInstagram等のSNSでも、投資や資産運用に関する知識が獲得できるようになり、

資産運用に関する裾野が広がっているように感じる。

非常に素晴らしいことである。

しかしながら、極端な意見も散見されるのではないか?とも感じている。

例えば、

日本は公的保険制度が充実しているから、保険は不要!
全部解約して現金を確保し、余裕のある分は投信積立に回そう!


と言う意見。

正直言うと、個人的にはこの考えに賛成である。実際、私は(現状は)保険に入っていない。

但し、これはあくまで私の話であって、万人に当てはまるとも考えていない。


理由は、

保険は安心の為に入るものであり、合理的判断が求められるものではないから。

である。


私は、

・【運用は合理的判断】

・【保険は感情的判断】


で行うべきであると考えている。


言うまでもなく、人間は感情的な生き物である。

中でも、必要以上に不安や恐怖を感じるように、DNAに刻まれている。

人類は何万年にも渡る歴史の大半で、食糧危機・戦争や争い・疫病・自然災害等の危険にさらされてきた。

そんな中、「不安」や「恐怖」の感情は生き残るために大いに役に立たったのだろう。

そして、当然ながら動物としての本能はそう簡単には変わらない。

その結果、昔に比べると比較にならないくらいに安全である現代では、

あらゆることに対して、 必要以上の恐怖や不安を感じてしまうのである。

つまり、過度な不安や恐怖は、現代人にとって避けては通れないのである。

であれば、 保険はそれらに対処する手段として、優秀なのではないであろうか?


私は決して、保険への加入を勧めているわけでは無い。

実際、保険会社が儲けるために作られた商品も多い。
(金融機関のモラルの問題)

ただ、最近時折見受けられる

「保険の加入は、合理性に欠けた愚かな判断だ」

と言う意見には疑問を投げ掛けたい。


加入することで、家族の将来の不安が排除できる。

海外旅行先で、思う存分アクティビティを楽しめる。

その為に経済的コストを払うことは、ある意味合理的なのでは無いだろうか?
タグ: 保険 お金

2021年09月17日

レバレッジ型投信の気になる点

前回の投稿で、レバレッジ型投信の積立投資「ツミレバ」についてお話した。

全体として「ツミレバ」をお勧めする内容であったが、 気になる点は無いのか?


もちろんある。

今回はそれらをお伝えしていく。


【気になる点?@】 <信託報酬が高い>

皆さんご存じ「信託報酬」。

買付・解約コストゼロが当たり前の昨今、投信の唯一の運用コストとして気にしている人も多い。

実際、信託報酬はパフォーマンスに直結するため、この考えは正しい。
そんな中、レバレッジ型投信の信託報酬は参照指数のインデックスファンドと比較しても圧倒的に高い。

例えば、通常のインデックスファンドが安いもので年率0.13%程度であるのに対し、レバレッジ型投信はレバレッジ2倍で0.9〜1%程度、3倍で1.1〜1.4%程度と、その差は圧倒的。

しかしこれらは、借入金利の観点から考えて、 全く合理的 であると考えている。

レバレッジを掛けるということは、借入を行って運用を行うのと同義であり、その借り入れには金利が掛かる。

例えば、株の信用取引を行う場合、ネット証券でも1.8〜2.8%程の金利が掛かったりする(証券会社によって異なる)。

また、消費者金融で使途自由な借り入れを行うとしても15%程度の金利が掛かることを考えると、この信託報酬は決して高いとは思わない(寧ろ安いぐらい)。

仮に銀行で
「レバレッジ型投信を買うので融資してください!」
と言ったら、いくらの金利が提案されるだろうか?



ちなみに、そもそも論にはなるが、
[期待リターンの増加分] > [運用コスト(信託報酬)の増加分]

が満たされている時点で、合理性は担保されている。


【気になる点?A】 <運用を止める瞬間に暴落が来たらどうする?>


長期積立投資をすることでリスクを無視できるとは先述したが、瞬間を切り抜いた場合、そうは言っていられない。

例えば、積立・運用を20年間行うとし、その20年目にリーマンショック級の暴落があった場合、最終的なパフォーマンスは通常のインデックス運用に劣る可能性もあるのでは?と言う懸念はある。

そしてこの事に関しては  その可能性は十分ある。

リーマンショック級の下落と言うと、株式では高値から安値で60%程の下落となる。

この様な事態となった場合、レバレッジ型投信の場合、基準価格が10分の1以下になったり、運用継続不可となり強制償還(レバレッジ型投信の最大の懸念点)される可能性もあるだろう。

そうなれば全てがパーになる。

何としてもそんなことは避けたい。

その為には2つの手段・予防策があると考えている。

1?予定を変更して運用を継続すること。強制償還の場合も類似ファンドに再投資する。


2020年のコロナショックの際もそうであったが、現在の過剰流動性相場では落ちるのも早いが戻るのも早い。

実際、コロナショックの場合も、そのまま保有していれば半年程度で下落前の水準に戻った。

積立の場合、平均取得価額は下落前の水準より下である可能性が高い為、そんなに時間は掛からないだろう。

これが現実的な選択となるだろう。

2?運用成果と目標金額を定期的に参照し、適宜、積立の停止や部分(全部)解約を行う

資産運用は、将来の資産形成の為に行っていることが大半であると思うが、その場合、むやみやたらに資産を増やしても意味はない。

目標金額に到達した場合や、残りの期間はもっとリターンが低くても目標金額に到達できそうな場合は、新規の積み立てを停止したり、運用残高を解約すれば良い。そうすることで、万が一の際も傷は浅く済む。

例えば1億円を目標(老後の資金として1億円必要と考えた)に30年間の計画で積立投資をしていた場合、残り5年の時点で9,000万円に到達したのなら残りの5年は年率2%の運用で良い。言い方を変えると、5年で1,000万円増えてくれれば良い。そうなった場合、もしかすると7,000万円分くらいは解約しても良いかもしれないのである。この際、9,000万円全てをリターンの低い資産(債券型やバランス型のファンド)に切り替えると言う選択肢もあるが、合理性は無い為、部分解約で良い。

この考え方は「ツミレバ」に限らず、運用全てに通ずるものである。





以上が、レバレッジ型投信の特に気になる点である。

懸念点はあるが、積立投資をする上でレバレッジ型投信を選択しない理由にはならないと考えている。

何よりも、運用の目的や目標金額を根拠をもって設定することが、重要であると思う。

レバレッジ型投信の積立は正解?

積立NISAの普及が進んでいる中で、
「ツミレバ」 なる言葉が誕生していた。

私は証券会社を退職してから、レバレッジ型投信の積立を行っているので言及しておこうと思う。
(なお、現状は積立NISAでレバレッジ型投信の選択は出来ないので、一般NISAや特定口座等での積立設定となる。)

「ツミレバ」は投信積み立てを「レバレッジ型の投信」で行うこと。
「レバレッジ型の投信」は、ベンチマークの前日比騰落率の2倍や3倍、若しくはそれ以上で動くため、変動が激しい。


これは果たして、将来の資産形成手段として正しいのか?初心者が手を出しても良いのか? 


答えは "YES" である。と私は思う。

理由は、
「長期積立投資を行う場合、重要なのは期待リターンであり、リスクは無視して良いから」 である。


順番に説明していく。

まず、投資をする上で重要な概念に「リスク」と「リターン」がある。

ネットで検索すれば分かり易い説明が簡単に見つかるので超簡単に説明すると、
「リスク」は値動きの幅広さ で 「 リターン」は利回り である。

そして運用のパフォーマンスに直結するのは、 リターンのみ である。

イメージで言うなれば、

リターン10%・リスク50%の資産A と リターン10%リスク0%の資産B 

が存在したとしても、両者ともに最終的に貰えるのは10%であり、
違いは途中の ハラハラドキドキだけ である(もちろんハラハラドキドキさせてくれるのはB)。

つまりリターンが同じであれば、例えリスクがどれだけ違っても、最終的なパフォーマンスは変わらない。
(もちろん、最後の瞬間にリスク要因があった場合、リスクが大きい資産の方が影響が大きいため、その分の差は出る。)

逆に言えば、リスクがどれだけ高かろうが、期待リターンさえ高ければ、パフォーマンスは良くなる。

であれば、積立投資をする際は、リスクは無視して期待リターンの高い資産で行うことが合理的と言える。

ちなみに、後日詳しく記そうと思うが、分散投資を勧めるの根拠の代表「現代ポートフォリオ」理論が素晴らしい点は、複数の資産や銘柄を組み合わせる事で、
「リターンを維持したまま、リスクのみを下げることが可能である」 ことを発見したからである。

重要なのは「リターンを維持したまま」という点であり、リターンを下げてまでリスクを下げる事は、別に発見でもなんでもない。(運用しなかったら良いだけ。)


しかしながら多くの人はリスク恐怖症で、リターンが多少低くても、リスクが低い投資先の方が良いと思っている。

ただ冷静に考えてみて欲しい。

20年積立を継続するとして、3年目や5年目の運用成績などどうでも良くないだろうか?
最終的により大きく増えている事が重要では無いだろうか?

そう思うのであれば、「ツミレバ」は”正解”になり得る。


言うまでもなくレバレッジ型投信は、参照指数に対して「リスク」も「リターン」も必然的に大きい。

そして、誰しもがアクセス可能な資産でこれを上回る期待リターンを持つものは存在しない。

付け加えるならば、リスクも不当に高いと言うわけでもない。

であれば「積立投資」と言う、時間を味方に付けた選択ができる場合、将来的に

「ツミレバ」は正解だった。

と思える可能性は非常に高いのでは無いだろうか。


次回は、レバレッジ型投信のデメリットを投稿しようと思う。




2021年09月15日

変額生命保険、一体誰が入るのか。

姉夫婦から相談があった。

息子(1歳)名義で、変額生命保険に入らないか?とFPさんから提案があったと。
積立NISA(恐らくジュニアNISAと混同)よりも良いからと言われたらしい。

良いって、具体的どういうこと?と聞くと、

「積立NISAはリスクが大きいし、商品も選ぶのが大変。変額保険なら私がコースを選ぶから安心できます。また、変額保険なら年率6%付くので、積立NISAの3〜4%より増えますよ(原文ママ)。」  と言われたらしい。


もう何から突っ込んで良いのかも分からない。


どうやらこのFPの人、何も分かっていないらしく、自分の子供2人で同じスキームを実践しているらしい。
あくまで悪気はないらしい。


とりあえず、今回提案されたという変額保険と投信積立の比較をしてみる。

前提として
死亡保障が欲しい!という人に対してではなく、あくまで資産形成目的の人への提案です。
(保障目当ての場合も保険と運用は分けて、保険は掛け捨てで入るべきだが)


今回提案があったのはソニー生命の
「変額保険 終身型 バリアブル ライフ」

パンフレットの条件に沿って、解約返戻金と投信積立を比較していく。

【変額保険】

被保険者:35歳 基本保険金額:1,000万円 保健期間:終身
保険料払い込み期間:60歳まで 月払保険料:26,690円

【投信積立】

変額保険の条件から
積立期間は35歳〜60歳:25年間 積立金額:26,690円

※60歳以降は積立を停止し、解約せず運用は継続する。

積立合計は 8,007,000円
結果は当然すべて投信が上だが、それにしても金額の差が大きい。

<運用年率6%の場合>
25年目 35年目
解約返戻金1,085万円  投信積立1,849万円  解約返戻金1,753万円  投信積立3,311万円 
⇒約760万円の差              ⇒約1,560万円の差

<運用年率3%の場合>
25年目 35年目
解約返戻金707万円  投信積立1,190万円   解約返戻金786万円  投信積立2,131万円
⇒約480万円の差              ⇒約1,350万円の差

<運用年率0%の場合>
25年目 35年目
解約返戻金475万円  投信積立800万円    解約返戻金333万円  投信積立800万円
⇒約330万円の差              ⇒約470万円の差

以上の様に、単純な数字比較では完全に投信積立に分がある(当たり前だが)。

これに加えて長期に渡って実質解約不能になることも、非常に大きなデメリット。
特別勘定の運用が相当うまく行っても、解約返戻金が払い込み金額を上回るのに20年以上掛かる。
この激動の時代、資金が必要なのに引き出せない(不当に損しても良ければ可能だが)ものに加入したことを後悔する可能性は非常に高い。 自分なら絶対に入りたくない。

しかしながら、変額生命保険には投信積立には無い強みがある。

?@死亡・高度障害に該当した場合、払い込み期間に関わらず最低1,000万円が受け取れる点。
⇒契約してすぐに該当した場合は、投信積み立てを大きく上回る。

?A払込時、受取時に税制控除が適用できる。
⇒受け取り方をうまくやれば、運用益税20.315%よりも少なくできる可能性もある(積立NISAを活用すれば大半は非課税だが)

?B運用が失敗した場合でも、支払事由に該当すれば1,000万円は支払われる。


つまり、これらのメリットが、先述した運用パフォーマンスの差やその他のデメリットを上回るとお考えになる場合は、変額生命保険が選択肢に入ってくることになる。



これらを踏まえ、

一体誰が入るのか?


どうしても死亡・高度障害の保障が必要なら、期間を限定して掛け捨ての定期保険に入れば良い。
保険を否定するつもりは無い。
ただ、保険はニーズ(感情)、運用は合理性だ。切り離して考えなくてはならない。



そもそも、これを子供に資産を残す手段として提案されることが本当に理解できない。
理解不能すぎて、姉が勘違いしているとすら思う(設計書もあったので勘違いではないが)。


少なくとも、こんなFPが居る以上、世の中全体のマネーリテラシーが低いのは間違いない。

リスクヘッジは意味あるの?

先日、遠くに住む姉(結婚しており子供は1人の30代前半)から電話があり、

「積立NISAの投信について、銘柄を分散させた方が良いかな?」
と言う相談を受けた。

私が、「なんでそう思うの?」と聞くと、

「株式型の投信だけだとリスクが高いから、債券型のものも組み合わせた方がリスクが分散されて良いと思う。」とのこと。

本を読んで勉強したりしてるんだろうなと思いながら、
「自分の好きにしたら良いと思うけど、ランキング1位の銘柄に集中投資で良いと思うよ」と伝えた。

「じゃあそうする〜」とのことですんなり受け入れてくれた。


基本的に、私は個人の資産形成においてリスクヘッジ目的の分散投資は無駄だと思っている。


理由は
「リスクヘッジはキャッシュ比率の調整で行うのが最も効率が良い」
から。


例えば、1,000万円の資金で運用を考える場合、

外国株式:リターン8.3% リスク19.1%   500万円
国内債券:リターン1.5% リスク1.9%    500万円

と言うポートフォリオ(1)を組むと、 リターン 4.9% リスク 10.5% 
これとリターンが同じになるように外国株式とキャッシュの比率を決めると、

外国株式:リターン8.3% リスク19.1% 590万円
キャッシュ:リターン0%※ リスク0% 410万円
※厳密には0.01%くらいはある。

と言うポートフォリオ(2)を組むと、 リターン 4.9% リスク 11.269% 

(1)と(2)を比較すると、確かにリスクは下がってはいる。

だから「資産は分散しましょう!」とFPの皆さんは言うのであるが、個人の資産運用にこのリスクヘッジは不要ではないか?

まず、前提として、リスクヘッジの目的はリターンの平準化の意味合いが大きい。

・年金基金や大学等、巨額で払い出しを伴う運用はリスクは小さい方が良い。
・企業の余剰資金の運用も、決算の関係があるためリスクは小さい方が良い。

この辺りはまた後日記すとして、


個人の運用の場合、リスクを下げる必要性は殆ど無く、むしろデメリットの方が大きい。 

私がこのように考える大きな理由は、

?@運用コスト
?A流動性・換金性 

である。

上述したように(1)のポートフォリオを組むとなると、当然1,000万円全体に、信託報酬等のコストが掛かる。近年は、買付や解約コストは掛からないものが多いが、信託報酬は掛かる。

つまりリスクヘッジ目的で分散投資を行うと、
リスクも下がるが実現リターンも下がる。

何かあった際に売って現金化するにも、多少の手間と日数が掛かる。

だったら初めから運用をしなければ良いと思う。
減ったら困るお金は、キャッシュポジションにしておけば良いのだ。
そうすれば暴落したとき買いに行けるし。 


そもそも長期の積立投資の場合、リスクは無視して良い。
ボラティリティを無効化し、リターンのみ享受できることが長期積み立て投資のメリットなのだから。


将来の資金のために運用しているんだから途中経過なんてどうでもよくて、
将来必要な時により増えていることが、何より重要じゃない?って思う。






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