18世紀の後半に「tango」と記された手稿譜(手書きの楽譜)が見つかっており、盛んにイベリア半島で踊られていた。
2. その後、スペイン帝国による植民地政策の結果として、ラプラタ川の河口地域の人々にこのダンスパターンが伝わった。
ラプラタ川河口部は、北側がウルグアイ、南側がアルゼンチン
3. 1880年にはすでに出版譜が見つかっており、1900年以降にバンドネオン、フルートなどの混合されたアンサンブルを伴ったダンススポットが強烈に流行した。
バンドネオン & フルート
[2]ポピュラー音楽およびダンスの一形態で、カンドンベ、ミロンガ、ハバネラなど複数の音楽が混ざり合って19世紀半ばにブエノスアイレス、モンテビデオ近辺のラ・プラタ川流域で生まれた。
カンドンベ - アフリカ起源で南米のいくつもの国に広がった
https://www.youtube.com/watch?v=DH19Dgw6bJQ
ミロンガ - アルゼンチンのパンパで生まれた
https://www.youtube.com/watch?v=JIDVe1AB30Q
ハバネラ - キューバ
https://www.youtube.com/watch?v=gJiNgu6ApPM
また、ヨーロッパ伝来のワルツ、アメリカ伝来のフォックストロット、初期のタンゴに影響を与えた。
「アルゼンチン・タンゴは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの港町ラ・ボカ地区から始まった」ともされる。ただ、その前から、アフリカ系アルゼンチン人のコミュニティーで、「タンゴ」 と称する音楽がはやっていた。
アルゼンチンタンゴ・ダンスはスペインやイタリアからの貧しい移民のフラストレーションのはけ口として、ボカ地区の酒場で生まれた踊りといわれる。日頃の不満を歌にし、「最初は単身赴任の男性達が酒場で荒々しく男性同士で踊った」とも「娼婦を相手に踊られるようになった」ともいわれる。
しかし、実際には記録はほとんど残っていないため、正しいことはわかっていない。
(Wikipedia引用)
港町ラ・ボカ地区
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