今回は約30分の間に7か所、120人以上が犠牲になった惨事です。
アメリカオバマ大統領をはじめ、日本の安倍総理や各国首脳もテロへの非難とフランスへの連帯を示しています。
民主国家としては当たり前のことなのですが、いつものように野党から「テロを非難すると日本人がテロリストに狙われる」
といったような批判が起こって大切な審議をする国会の時間が浪費されないかと懸念します。
また、今回ISILのテロリストがシリア難民に紛れて入国していた可能性が高いようですが本当に困っている難民の人がバッシングを受けたり新たな入国を拒否されるようになると人道的に問題です。
日本でもかつて近隣の国で朝鮮戦争が起きた時に100万人を超える難民が流入しましたがその中に犯罪常習者やたかり人間が紛れていたために、まじめな難民が差別されるのを防ぐということで難民とわからないように「日本名の通称」まで認めました。その結果その人たちは難民であったけども戦争が終わっても居座って「日本軍に強制連行」されたということになっています。
ISILイスラミックステートによる混乱が収束した後に、難民の人たちがシリアへどう帰還するのか?ということが想像できるような仕組みがないと「経済難民じゃないか!」「優遇されすぎ」という一般市民の不満が高まる事態になるのではないでしょうか。
参考サイト 時事ドットコム http://www.jiji.com/
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