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posted by fanblog
2024年09月12日
東京大学、ネズミの脳波を使ったAI画像生成システムを開発〜Stable Diffusionの新たな応用〜
ゲリラ雨が多いですね、、安全には気をつけましょう。。
今回はちょっとマニアックな話題を。。
東京大学の研究チームが発表した、ネズミの脳波を使ってAIが画像を生成するという画期的な研究についてご紹介します。
この研究は、脳波の変化をリアルタイムで反映する画像を生成するシステムを開発し、AI技術の新たな可能性を示しています。
東京大学の新しい研究:ネズミの脳波から画像を生成
東京大学の研究チームが、ネズミの脳波(のうは:脳の活動を示す電気信号)を使ってAIが画像を生成するシステムを開発しました。
このシステムは、脳波の変化をリアルタイムで反映する画像を作り出すことができます。
画像生成AI「Stable Diffusion」とは?
Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)は、ノイズ(雑音)から画像を生成するAIモデルです。
このモデルは、画像に加えられたノイズを除去し、元の画像を復元するように学習します。
結果として、ランダムなノイズを入力すると、新しい画像を生成できるようになります!
研究の仕組み
研究チームは、ネズミの脳波をノイズとしてStable Diffusionに入力するシステムを構築しました。
脳波はニューロン(神経細胞)の信号を記録する時系列データで、そのままでは入力できません。
そこで、脳波を1/30秒ずつずらして切り取り、ノイズに変換しました。
これにより、脳波の変化に応じて少しずつ変化する画像をリアルタイムで生成できるようになりました!
今後の展望
今回の研究では、ネズミの脳波から変換したノイズのみを入力に使いましたが、将来的にはネズミの内部状態を文章に反映させ、「気分」に応じた画像を生成するシステムの構築を目指しています。
例えば、ネズミが眠たいときには静かな雰囲気の画像を生成することが考えられます。
この手法は、脳波以外のバイオ信号や自然現象など、すべての時系列信号に応用可能です。
研究チームは、この手法が芸術の新たな創作手法となることを期待しています。
研究チーム
この研究を発表したのは、東京大学大学院薬学系研究科の山城皓太郎さんと池谷裕二教授らの研究グループです。
この研究は、AIと脳波の新しい可能性を示すものであり、今後の発展が期待されますね!!