1988年、CSN&Yとしてのシーン復帰は、1970年リリースの名作、" Déjà Vu(邦題: デ・ジャヴ)"以来、18年ぶりとなりました(ライブ盤、ベスト盤を除く)。ただその間Neil Young抜きでの CSNの集まりとしては継続的な活動があり、Billboardの各チャートでも成果を収めておりましたが、80年代はどちらかと言えばNeilの活動がより目立っていたこともあり、復活アルバムとなった" American Dream(邦題: アメリカン・ドリーム)"は、Neilが他の3人よりもやや前面に押し出たような、Y&CSN的なアルバムで、復活の話題性は充分にありましたが、サウンドや構成は"Déjà Vu"とははるかに異なり、時代に合わせた音作りが中心となりました。
アルバム、"American Dream"は1988年11月にリリースされました。エアプレイされた、" American Dream"、" Nighttime for the Generals"、そして今回のハイライトであります、" Got It Made"はAlbum Rock Tracksでもアクションを見せ、まず"American Dream"では1988年12月3日付で2週続けて4位を記録し、10週チャートインしました。これに並行して"Nighttime for the Generals"では12月10日付で39位を記録、7週チャートインしました。
同じくこれらに並行してチャート・アクションを見せていたのが"Got It Made"で、個人的にもアルバム収録曲の中で大いに気に入っているナンバーです。Stephen Stillsの楽曲で、ギターはNeilが担当しています。印象的な歌声は健在ですが、80年代のポップなロック・サウンドを反映しており、フォーク・ロックやカントリー・ロックの音作りはやや控えめになっています。
Album Rock Tracksでは1988年11月26日に46位で初登場、その後39位→26位→14位と上昇、12月24日付で8位と、CSN&Yとしては"American Dream"に続くTop10入りを果たしました。翌31日付は休刊のため同位となり、陽の当たった1月7日付で"American Dream"に並ぶ4位を記録、翌週は2位に上昇し、1月21日付で初の1位に輝きました。1位は2週続き、その後は後退(6位→12位→22位→35位→47位)、15週チャートインし、アルバムの中で最も売れた作品となりました。その後Album Rock Tracksでは" That Girl"もチャートインしています(1989.3.18付で最高位25位。12週チャートイン)。
"Got It Made"はAlbum Rock Tracksでのチャート・アクションが良かったため、"American Dream"に次いでシングル・カットされました(カップリングは"This Old House")。すると1989年2月4日付Billboard HOT100シングルチャートで96位に初登場し、CSN&Yとしては1970年9月のGraham Nash作" Our House(邦題: 僕達の家。HOT100最高位30位)"以来のエントリーを果たしました。その後84位→73位と順調にアップしましたが、2月25日付の 69位を最高位にその後は後退(71位→81位→88位→99位)、7週のチャートインに終わっています。
なお、アルバム"American Dream"のBillboard200アルバムチャートとしての成績は、1989年1月17日付の 16位が最高で、22週チャートインで終わりましたが、Radio &RecordsのAOR Albumsチャートでは底力を見せつけ、1988年11月18日に40位内で3位に初登場、12月2日付より8週間 2位を記録し、当時のエアプレイでは強さを誇りました。
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