脱退していたJoe PerryとBrad Whitfordの両ギタリストが復帰し、オリジナルメンバーで意欲的に制作した1985年発表の前アルバム「Done with Mirrors」は思ったほどの成果を上げることができませんでした。
1986年、ラップ・グループのランDMCがエアロスミスの「Walk This Way」をカバーし、Billboard HOT100チャート4位を記録する大ヒットを記録しました。またプロモーション・ビデオにエアロスミスのSteven TylerとJoe Perryが出演し、往年のファンは喜びます。しかも壁一枚でラップのパフォーマンスをするランDMCとハード・ロックをプレイするエアロスミスが、壁を壊してジョイントするというものでした。ラップとロックの融合という当時としては斬新な試みでエアロスミスの人気が再燃しました。
こうした中で1987年に発表したアルバム「Permanent Vacation」はBillboard Album200 チャートで11位を記録し、セカンドシングルとしてカットされたロック・バラード「Angel」は14位止まりだったファースト・カットの「Dude」をしのいでトップ10入りし、陽が当たった4月16日には3位を記録したのです。当時エアロスミス最大のヒットとなりました。
第2期黄金時代を現出したエアロスミスはその後もヒットを量産し、1998年に「I Don't Want to Miss a Thing」でBillboard HOT100チャートで初のナンバー・ワンに輝いたのはご承知の通りです。
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