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2016年03月16日

黒田口先"逆バズーカ"で銀行株が下落

<日経平均終値> 16,974.45 ▼142.62 (-0.83%)
<TOPIX終値> 1,360.50 ▼11.58 (-0.84%)
<東証マザーズ終値> 961.81 △5.43 (+0.57%)


[本日の取引銘柄]
プレシジョン・システム・サイエンス (7707)
三井住友フィナンシャル・グループ (8316)
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日経平均は続落、142円安の1万6974円で引けた。終日1万7000円をはさんだ動きとなったが、結局このラインを割って終えた。東証1部の売買代金は今年初めての2兆円割れ。「閑散に売りなし」の筈だが、FOMCを控えて利益確定売りが優勢だったようだ。

そんな中、毎日値動きを見ているプレシジョン・システム・サイエンス(7707)が本日も続伸。
前場の寄付きで前日比8円高の476円で1000株信用返済売り。建値は2月25日の439円。
その後瞬間的に急落する場面もあったがすぐ値を戻し、前日終値付近で前場は小動き。
後場に入ると急速に値を上げ、一時495円を付け、前日比20円高の488円で引けた。

日足チャートを見ると、2月23日から24日の急騰時にはしっかり跳ね返された一目均衡表の雲の下限をあっさりクリアし、雲の上に顔を出そうとしている。3月に入ってから本日まで、雲の下では反落に備えてリスクを減らすべくこまめに利益確定の売りを出してきたが、信用買いポジションもかなり軽くすることができた(といってもまだまだ残している)。雲の上にはっきりと定着するようなら、上値追いのスタンスに変更しようと考えている。
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本日は銀行株が売られ、業種別で銀行業は唯一3%を超える下落。
黒田日銀総裁が衆院財務金融委員会でマイナス金利を-0.5%程度まで引き下げる可能性について「理論的な可能性としては余地がある」と答弁したことが理由だというのが経済ニュースの解釈。私にしてみれば、一目均衡表の雲の下限に沿った当然の調整。昨日MUFG (8306)が売れなかったのはやはり悔しい。

チャートを見ると三井住友フィナンシャル・グループ (8316)は3250円程度まで調整する可能性も考えられるが、期末配当狙いの買いが入る可能性も考え、昨日高値からわずか1日で200円調整したレベルで打診買いを入れた。3602円で200株信用買い。
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このところストップ高を連発していたMRT (6034)は本日もストップ高で始まったがさすがに反落。
それにつられるように高く始まったオプティム (3694)も下落、5000円台は一日天下で終わってしまった。ただ業績は期待できるので、現物株はじっくり保有する方針。

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2016年03月15日

日銀の金融政策現状維持を受けて銀行株は行って来い

<日経平均終値> 17,117.07 ▼116.68 (-0.68%)
<TOPIX終値> 1,372.08 ▼7.87 (-0.57%)
<東証マザーズ終値> 956.38 △6.87 (+0.72%)

[本日の取引銘柄]
プレシジョン・システム・サイエンス (7707)
三井住友フィナンシャル・グループ (8306)
Monex20160315.jpg

日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に午前中の相場は小動き。

このところ堅調な値動きを続けている大量(私にとって)保有中のプレシジョン・システム・サイエンス (7707)が本日も小高く始まった。
9時12分、前日比6円高の457円で1000株信用返済売り。建値は2月25日に432円で。
その後もジリジリ値を上げ、9時36分、464円で1000株信用返済売り。建値は同じく2月25日の433円。
終日堅調な動きで終値は17円高の468円。チャートを見るとここ数日で25日移動平均線が上向きに転じている。75日移動平均線は487円処。まずはここをしっかりクリアできるかが勝負だろう。
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後場に入り、日銀が金融政策の現状維持を発表。これは大方の予想通りのはずだが、マイナス金利のさらなる引き下げが一部で警戒されていたのか銀行株が急上昇。
13時4分、三井住友フィナンシャル・グループ (8306)を3797円で400株信用返済売り。建値は2月1日の3678円と2月3日の3576円。落ちてくるナイフをわざわざ顔面で受け止めた信用買いでとても自慢できるような取引ではない。
三井住友フィナンシャル・グループ (8306)はその直後、本日の高値3802円をつけ、急反落。結局終値は前日比7円安の3713円。
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SMFG (8316)は高いところで売れてよかったが、これはただの運。仕事があり日銀金融政策決定会合の発表時は相場は見ておらず、たまたま指値注文に刺さっただけ。
MUFG (8036)の最後の信用買い建玉も指値売り注文を出していたのだが、こちらは本日の高値が指値にわずか数円届かず反落。前日比8.6円安の569.8円安で引けた。
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2月12日の底値から順調に反発してきたメガバンク株だが、すぐ上方には一目均衡表の分厚い雲がかかっている。チャートの教えに従うと、この雲は抵抗帯として機能する可能性が高い。

このところ勢いづいているMRT (6034)が本日もストップ高。「ポケットドクター」がヘルスケアコンテストでグランプリを獲得と報じられた。「ポケットドクター」はMRT (6034)とオプティム (3694)のコラボなのだがMRT (6034)に比べオプティム (3694)は控えめな値動き。それでも本日は前場から急上昇して久々の5000円台を回復した。
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2016年03月14日

日経平均は大幅続伸、日銀金融政策決定会合を控えMUFGを小さく利益確定

<日経平均終値> 17,233.75 △294.88 (+1.74%)
<TOPIX終値> 1,379.95 △20.63 (+1.51%)
<東証マザーズ終値> 949.51 △9.00 (+0.95%)

[本日の取引銘柄]
TYO (4358)
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)
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本日の日経平均は3日続伸、294円高の1万7233.75円で引けた。ECBの追加金融緩和を受けて乱高下したマーケットだったが、先週末の欧米市場は上昇して引けた。さらに寄り付き前に発表された1月の機械受注は市場予想を大きく上回った(前月比15%増)ことも加わり、市場のセンチメントは明らかに改善してきた。

三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)はGUして寄り付いた。資金に余裕があれば信用買いポジションを維持していたいところだったが、明日日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるタイミングであり、まさかの黒田"逆噴射"バスーカに備え、建玉を一部決済した。570円で2000株信用返済売り。

ポジションを取ったのは2月4日に544円で1000株、2月5日に1000株。文字通り落ちてくるナイフに手を出し、大怪我を負ったのであった。さらに100円暴落したところが底だったのだが、底を確認した後に買うことができていれば本日もリスクを取ってポジションを維持できていたと思う。
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他のメガバンクも25日移動平均線が上昇に転じ始めており、波乱がなければ75日移動平均線近辺までの上昇が見込めそうな雰囲気。現物は配当目的にホールド、残りの信用買い建玉は臨機応変にホールドor決済の方針。
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先週末第2四半期決算を発表した大手CM制作会社のTYO (4358)に154円で2000株の信用買い注文を入れた。すでに今期の減益観測は株価に織り込まれているように思っていたが、決算発表を受けた速報ニュースが「ネガティブ材料」などと報じていた。しかし四半期毎の業績を見てみると11月〜1月期の業績はV字回復しており(→例えば会社四季報を参照)、買ってよい場面だと判断した。

仕事が忙しく寄り付きの動向は見られず、少し経ってから相場を見ると、2000株の買い注文のうちわずか100株にかすっただけで、株価は上放れしていた。このような時は思い切って成行で注文を入れなければいけなかったと反省。

自分に腹を立てて即日160円で売り決済してしまったが、株価をウォッチするためにも100株だけでも現物で持っていた方がよかったとまた反省。予想配当金は1株あたり5円で、本日の終値163円で計算しても3%強と悪くない。感情で売買してはいけないとまたまた反省。
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最近元気のよいペプチドリーム(4587)やMRT(6034)が本日もストップ高と値を飛ばしているが、デイトレードができる環境でない限り、とても今からでは怖くて手が出ない。



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2016年03月11日

ECBはさらなる金融緩和、オプティムを早々と利益確定

東日本大震災から5年が経ちました。改めて犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、微力ながら自分の置かれた立場で復興へ向けて努力を続けていきたく存じます。

個人投資家の立場からは、原発事故で国の存続すら危うい状況だったときに企業の社会的責任を果たすどころか不正会計に一生懸命だった東芝(6502)の一株主として、原子力発電所の廃炉方法の確立・安全確保に向けた不断の努力を続けるよう監督していきたいと思います。

<日経平均終値> 16,938.87 △86.52 (+0.51%)
<TOPIX終値> 1,359.32 △7.15 (+0.53%)
<東証マザーズ終値> 940.51 △20.40 (+2.22)

[本日の取引銘柄]
オプティム(3694)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
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前日のECB理事会でmain interest rateを0.05%から0%に、bank deposit rateを-0.3%から-0.4%に引き下げ、量的緩和策の規模を拡大(€60bn/monthから€80bn/monthに)することが決定された。これを好感して欧米のマーケットは上昇したが、ドラギECB総裁が会見でさらなる利下げの必要性を否定("We don't anticipate it will be necessary to reduce rates further")すると一転してマイナスに転じた。ユーロ/米ドル相場にいたっては金融政策変更の発表直後に1ユーロ$1.0820まで下げたが、一転して$1.1218まで上昇する大変動を演じた。

ニューヨーク市場はその後買い戻しが入り、結局NYダウは5.23ドル安の16995.13ドルで引けた。相場は今後の見通しに疑心暗鬼となっているものの、悲観一辺倒でもないようだ。

一昨日押し目買いを入れた(→ 『短期間で調整したオプティムに買いを入れた』 )オプティム(3694)は本日も続伸。一時前日比155円高の4750円をつける場面もあったが4700円を上回る場面では上値が重かった。週末要因もあると思われたが、私はECBの大盤振る舞いに対する市場の反応が期待外れであったことを想起せざるを得なかった。来週一段高の可能性も高いと考えたが、無理をせずに利益確定の売りを出した。4685円で200株、4690円で200株信用返済売り。終値は75円高の4670円。5分足チャートを見ると、短・中・長期移動平均線が収束するところで引けており、収まるところに収まった感じ。来週以降は仕切り直しの展開となる。
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皮肉なことに、ドラギ総裁の発言を受けて私の塩漬け銀行株は買われた。前日比マイナスで始まったもののどんどん買われていった。3月9日に中途半端な押し目買いを入れてしまった(→ 『重要イベントを前に軟調な相場、MUFGを打診買い』 )、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)を548.2円で1000株信用返済売り。買いは537.3円。
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最近堅調な値動きを続けてきたプレシジョン・システム・サイエンス(7707)はさすがに一服。一時457円をつけたが結局2円安の450円で引けた。


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2016年03月10日

期末配当狙いの買いを入れてみた

<日経平均終値> 16,852.35円 △210.15円 (+1.26%)
<TOPIX終値> 1,352.17 △19.84 (+1.48%)

[本日の取引銘柄]
UEX(9888)
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原油高と円安に反応し、日本株は4日ぶりに反発。

外国系証券5社による寄り前の注文状況は売り650万株、買いは1,140万株と490万株の買い越し。
本日は反発が予想される中、ステンレス鋼商社のUEX(9888)の気配値が低めだったことから買い注文を入れた。寄り付き直後に287円で1000株、286円で1000株信用買い。284円にも指値を入れていたのだが約定せず。

UEX(9888)は昨年5月12日の高値693円から長い調整を続けてきたが、現在の株価水準ではPER 8.8倍、PBR 0.32倍と十分に割安になっている。2月4日発表の決算でも通期見通しに変更なく、経常利益の第三四半期実績の対通期予想進捗率は69.8%と下方修正リスクはさほど高くないと考えられる。配当は下期偏重で、中間配当金3円に対し期末配当金7円の予想。

期末配当狙いの買いが入って株価が短期間に上昇するようなら売却する方針で、資金効率を考え本日は信用で買った。この銘柄は少しの材料で急に値を飛ばすことがあり(チャートにところどころ長いヒゲがあるのが見えますでしょうか?)、その点も個人投資家としては魅力的である。一方動きが乏しければインカム・ゲイン(配当所得)狙いで現引きして長期保有してもよいと考えている。
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昨日押し目買いを入れたオプティム(3694)は昨日引け後に「OPTiM Store」を発表したことを受けて大幅反発。一時前日比300円高の4700円をつけ、195円高の4595円で引けた。昨日は一昨日までのチャートを見て買いを入れたのだが、たまたまタイミングが良かった。

最近ジワジワと値上がりしてきたプレシジョン・システム・サイエンス(7707)は450円台に乗せてきた。引けまで堅調で5円高の452円で引けた。


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2016年03月09日

短期間で調整したオプティムに買いを入れた

<日経平均終値> 16,642.20円 ▼140.95円 (-0.84%)
<TOPIX終値> 1,332.33 ▼15.39 (-1.14%)

[本日の取引銘柄]
オプティム(3694)
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日経平均、TOPIXは3日続落。軟調だった欧米市場を受けて日本株も下落。

昨日大幅下落したオプティム(3694)は窓を開けて続落。2月29日の急騰後の調整の目処となりうると考えていた75日移動平均線(約4380円)に一気に近づいた。朝出していた指値買い注文が約定、4425円で200株、4405円で200株信用買い。終値は185円安(-4.03%)の4400円。

オプティム(3694)のこの2日間の下げは大きかったが、日足チャートで見ると、2月29日の高騰後の当然の調整のように見える。2月12日につけた2番底からは順調に下値を切り上げてきている。本日の終値もこのライン上にあるように見え、75日移動平均線でいったん反発するストーリーを想定する。
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引け後、オプティム(3694)がプレスリリースを発表。生体認証を用いたセキュア・マーケットプレイス「OPTiM Store」を展開するようだ。法人向けとなるビジネスアプリ提供プラットフォームを開発し、50社以上のビジネスアプリデベロッパーと協業、100種類以上のビジネスに必須となる安全性の高いアプリを提供するとのこと。

オプティム(3694)は最近様々な企業とのコラボを発表している。遠隔医療、インターネットセキュリティ、ドローンを用いた農業革新の試み等々である。要はIoTに必要な中核技術を持っているということなのだろう(私見です)。

メガバンクは本日も元気ない。昨日買いを入れた三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は14.2円安の524.6円で引けた。昨日は高いところで買ってしまった。短期的にレンジ内での動きをしていて、そのレンジから放れた場合トレンドフォローをするのがセオリーなのだが、元のレンジが頭から放れず、値ごろ感からの買い/売りを出してしまう。これは私の最も悪い癖だと猛省。525円近辺ではナンピン買いを入れたかったのだが、昨日の安易な買い注文への罰として買いは「お預け」にした。

三井住友FG(8316)は77円安の3468円、みずほFG(8411)は2.8円安の175.9円で引け、新生銀行(8303)にいたっては終値は6円安(-4.0%)の144円まで沈んだ。

そんな中、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)は本日も堅調。15円安の429円をつける場面もあったが引けにかけて戻し、本日の高値3円高の447円で引けた。最近の値持ちの良さからは売りが枯れてきているような印象も受ける(あくまで私見です)。

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2016年03月08日

重要イベントを前に軟調な相場、MUFGを打診買い

<日経平均終値> 16,783.15円 ▼128.17円 (-0.75%)
<TOPIX終値> 1,347.72 ▼14.18 (-1.04%)

[本日の取引銘柄]
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
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10時過ぎに相場をチラ見したら軟調な日経平均とともにメガバンクも下落していた。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)を5分足で揉み合っていたレンジ下限の537.3円に指値を入れたところ10時39分1000株信用買い約定。
しかしその後も円高が続き日経平均はさらに下落、一時341.10円安の16,570.22円をつけ、MUFG (8306)も530.4円まで売られた。
午後に入り日銀のETF買いが入ったこともあってか日経平均とともにMUFG (8306)も戻して来たが、終始勢いの感じられない動き。終値は14.4円安の538.8円。
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そんな中、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)は比較的底固い動き。午前中24円安の425円をつける場面もあったが午後には戻して5円安の444円で引けた。5日移動平均線でしっかりサボートされている。

一方、先週末現引きしたオブティムは軟調、165円安(-3.47%)の4585円で引けた。75日移動平均線の存在する4380円処、一目均衡表の雲の上限4340円処、25日移動平均線の4280円処などが調整幅の目安になる事も想定できる。このレベルでは押し目買いを入れようかとも思う。いずれにしても目先の動きに一喜一憂せずに見ていく方針。
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これから一週間は下記のように重要イベントが目白押し。この1ヶ月弱緩和期待で反発してきた相場だけに一旦ポジション調整の売りが出てもおかしくないと思う。ただMUFG (8306)のような優良株は配当水準も高く、減配リスクも低いと考えられる(→ マネックス証券のチーフ・アナリストに新しく就任した大槻奈那さんのレポート )。リスクに配慮しつつ、押し目は少しずつ拾って行きたい。

3月10日  ECB 理事会
3月11日 メジャーSQ
3月14日-15日  日銀政策決定会合
3月15日-16日  FOMC


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2016年03月07日

利益確定売りで軟調な相場展開、取引は見送り

<日経平均終値> 16,911.32円 ▼103.46円
<TOPIX終値> 1,361.90 ▼13.4

[本日の取引銘柄]
なし

先週末発表の米雇用統計では、2月の非農業部門雇用者数は24万2000人増と市場予想を上回り、1月分も15万1000人増から17万2000人増に、昨年12月は26万2000千人増から27万1000人増にそれぞれ上方修正された。失業率は4.9%と横這い。平均時給は前年同月比2.2%増と市場予想を下回り前月からの伸びが低下。低インフレからFRBが利上げを急がないとの見方が広がり、ドル安円高方向に動いたこともあり、日経平均は5営業日ぶりに反落。

上場観測が蒸し返されたLINEの関連銘柄が賑わったようだが私には無縁で本日は取引しなかった。

保有銘柄では、塩漬けの東芝(6502)が4日続伸し、14.7円高の224.0円で引けた。医療機器子会社の東芝メディカルシステムズの売却額が事前予想を大きく上回る7000億円規模に上るとの観測報道がなされ、売却益を活用した経営再建が進むと期待された模様。日足チャートを見ても25日移動平均線は上向きに転じており、株価は75日移動平均線を捕らえようとしている。75日移動平均線を上回ることができ、12月21日に開けた窓を埋めることができれば再び300円〜400円のレンジに回帰できるのでは、と期待する。

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軟調な相場の中でもプレシジョン・システム・サイエンス(7707)は本日も堅調、9円高の449円で高値引け。先週は信用買いポジションの一部を決済したが利食いが早すぎたようだ。日足チャートを見ても25日移動平均線が上向きに転じようとしており、窓のためいびつな形になっているが逆三尊を形成しているように見える。これで一目均衡表の雲や75日移動平均線が存在する500円近辺まで上昇してくれば今後の展開に期待が持てそうだ。

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メガバンクは終日小動きで軟調、先週金曜日にデイトレした三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は金曜日の上限近くで始まり、下限近くで引けた。今日は仕事で忙しく、株価を見ることもできなかったのだが。



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2016年03月04日

珍しくデイトレ

<日経平均終値> 17,014.78円 △54.62円  *2月8日以来の17,000円台乗せ。
<TOPIX終値> 1,375.35 △6.30

[本日の取引銘柄]
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
ラクト・ジャパン(3139)
SHIFT(3697)
プレシジョン・システム・サイエンス(7707)
オプティム(3694) を現引き
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前日のNYダウは取引終盤に買い戻しが入り44ドル高の16,943ドルで引け、WTI原油先物価格も1バレル34.57ドルと安定。
外資系証券経由の寄り付き前注文動向は買い2820万株、売り970万株と差引き1850万株の大幅買い越しと伝わる。
今日も続伸かと夜勤明けの寝ぼけ眼をこすりながら寄り付き前気配値を見ていたら、前日急騰したメガバンクは軟調な気配。寄り付きで利益確定の売りをこなした後、値上がりするストーリーを想定し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)を寄り付きで1000株成行で信用買い注文。本日は24時間勤務明けであり、普段は出来ないデイトレを決意。

09時00分 553.1円で約定。1分足で急速に上がっていく。
09時04分 564円で売り返済。その後566円まであったが今度は急速に下がる。

売られすぎのメガバンクのリターンリバーサルに強気な見方と週末要因もあり利益確定を急ぐ向きが拮抗しているようだ。この時点で本日日中の値動きについて見方を修正、550円〜560円強のレンジ相場、放れるとしたら上放れの可能性が高いと考え、レンジの下で買って上で売ることにした。

10時49分553.2円の指値で1000株約定、もう少し下があったがすぐ上昇。売りの指値は559.1円においた。
後場寄り付きで指値より高い560円で返済売り約定。
13時20分551円で1000株信用買い約定。このまま終わるかと思いきや引けにかけて値が締まった。
14時52分、558.9円で1000株売り返済約定。

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私にしては上々のデイドレだったが、いかんせんロットが小さく、実現益は1〜2月に抱えた膨大な含み損とは比べものにならない。ただ焦って取り返そうとすると痛いしっぺ返しが来るのが相場の常。目の前の相場にコツコツと取り組んでいきたい。

他の銘柄では、昨年のIPOのラクト・ジャパン(3139)を1092円で100株現物買い。公開価格1400円に対し下げが続いていたが、5月権利確定の株主優待(クオカード1000円分)を新設との発表があってからは1100円近辺で推移している。期末の30円配当と合わせると3.6%余りの利回り。FPの横山利香さんも 東洋経済の連載 で紹介していて気に留めていた銘柄。

13時40分過ぎSHIFT(3697)が急騰、13時47分、896円で1200株信用返済売り約定。特に材料が出た訳ではないようだが、板が薄い銘柄では時々このようなことが起きる。買いは増収減益決算の発表直後に急落した1月13日に801円で。その後600円台まで売り込まれ、まさに落ちてくるナイフを掴んだ格好になり、大いに反省すべき取引だった。

20160304SHIFT.jpg

14時33分、 プレシジョン・システム・サイエンス(7707) を441円で1500株信用返済売り。買いは2月25日に412円で。この銘柄には将来性があると惚れ込んでしまい、現物・信用とも多額の含み損を抱えている。中長期的にはもっと上がってくれる筈と信じている(このような思考回路になっている時点で半分負け)が、リスクを抑えるために少しずつポジションを減らしていく方針。

本日は禁断の現引きもした。 オプティム(3694) を200株。東証マザーズから東証1部または2部への市場変更を申請して急騰した際にいったん信用返済売りをし、その後急落して9月11日に5090円で再度買い建てたのだった。その後は4000円台が定着し、今回の急落では3540円までつける場面があった。しかし最近はチャートの形も良くなり、先月末に上向きに転じた25日移動平均線が75日移動平均線を捕らえようとしている。本日の株式新聞でも農業IT化関連株として紹介されていた。将来性を信じ、信用返済期日を過ぎても保有したいと考えた。

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タグ: デイトレ

2016年03月03日

銀行株が急騰

<日経平均終値> 16,960.16円 △213.61円
<TOPIX終値> 1,369.05 △19.4

[本日の取引銘柄]
プレシジョン・システム・サイエンス(7707)
デクセリアルズ(4980)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

Monex03032016.jpg

銀行株が大幅高となった1日。思えば私が追証を経験する羽目になったのは日銀のマイナス金利導入を受けた銀行株の大暴落によるものだった。国内の貸し出し金利はもともと極めて低い水準にあり、銀行の利益は手数料収入や海外からの収益による部分が増えていると考えていて、これほどまでの急落は全く理解できず、暴落をただただ眺めていることしかできなかった。今日が転換点となるとよいのだが・・・。

09時13分から17分にかけて、 プレシジョン・システム・サイエンス(7707) を417円〜418円で計2000株信用返済売り。買いは2月29日に401円〜405円で。昨日に続いて少しポジションを落とした。

つい一昨日急落したばかりのデクセリアルズ(4980)が本日は朝から堅調。
09時53分、992円で1100株信用返済売り。買いは3月1日に922円で。その後も株価はジワジワと上昇。
10時04分、1002円で1000株信用返済売り。買いは3月1日に923円で。
10時17分から27分にかけて、1006円で1000株信用返済売り。買いは3月1日に924円で。
一見この2泊3日の取引は大成功のように思えるが、終値は74円高の1026円でさらなる上昇が見込めそうな動き。「損切りは早く、利確はゆっくりと」の相場格言に基づくと、この取引は甘いと言わざるを得ない。

メガバンクは終日堅調に推移し、14時28分三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)を557.6円で1000株信用返済売り。以前から出していた指値に刺さった。買いは2月5日に540.2円で。この頃はメガバンクの急落を理解できず、感情的に買いポジションを増やしていって自滅してしまった。大いに反省すべき取引。



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