INAC神戸に所属するなでしこジャパンMF澤穂希が16日、マネジメント事務所を通じて現役引退を発表した。
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現在37歳の澤は中学生時の1991年、読売サッカークラブ女子・ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)に入団。1993年には15歳で日本女子代表として初出場して4得点を挙げる。以降、日本の女子サッカー界をけん引し、長らく貢献。1995年から6大会連続でワールドカップに出場(ギネス記録)、オリンピックもアトランタ、アテネ、北京、ロンドンと4大会に出場した。
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2011年のW杯ドイツ大会では主将として、また中心選手として日本を初の世界一に導く活躍を見せ、同大会のMVPや同年のFIFA最優秀選手賞を獲得するなどし、日本に女子サッカーブームを起こした。なでしこジャパンの一員として2011年に国民栄誉賞も受賞している。2011年W杯の優勝以外にも、2012年のロンドン五輪で銀メダル、2015年のW杯カナダ大会で準優勝に輝くなど、素晴らしい実績を残した。
澤は17日に都内で引退会見を行う予定となっている。