「なんで、こんな女のする仕事するんか?」
理由なく威張っていて、しかも偏見に満ちた昭和の時代。そりゃあ仕方のないことでもある。
なんだかんだ言っても戦争を経験していないわけで、それを前面に出してこられたら降参するしかないわけで、しばし理屈だか屁理屈だかわからない強引な言い回しで子供時代からそこそこの年齢になるまで、押し込められていた。
ただ、うちの親父に関しては普段えっらそうにしてた割に肝心なところが女々しくて、そこは女なんかい!
と、心の中ではつっこんでいた。(口に出そうもんなら、町が潰れそうなくらい暴れるので言えなかったが。)
万引き家族の作品が話題になったが、個人的にはこの映画のメッセージも同レベルだと感じた。
結局、どんなスタイルであっても、同性のカップルであっても、どんな事情を背負った人達であってもそこに愛情が溢れていてお互いを思う気持ちが深いのであれば、形だけの家族よりもとても素晴らしいものだと言う事。亡くなった母親が生前好きでよく作っていたおはぎを、父親?母親?が作ってそこに次々と皆が集まってきて美味いうまいと笑顔で頬張るシーンが印象的。おいしい家族。
ま、ろくに父親の役目が出来ていない自分が偉そうに言うような事でもないですけど。
DearJapan47 HP にカフェシネマページ(予告編一覧)あります。どうぞお楽しみください。
http://cinema1.web.fc2.com/
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