現在、とんでもない現金宝探しが各国で起こっていることはご存じだろうか?
まずそのイベントはいきなりtwitterで現金の隠し場所のヒントと画像がツイートされて始まる。
それを見た人たちがその場所を見つけ出し、現金探しを行うのだ。
そしてこの宝探しゲームはゲリラ的であるのだ。
いきなりツイートされ、それを見た者だけが参加することができる。
その宝探しを始めた人物はアメリカ・カリフォルニア州の大富豪Hidden Cash氏。
多い時には4000ドル以上もの現金をアメリカのいたるところに隠し、現金を見つけた人がツイートしたことで、一気に世界にその宝探しが広がった。
開催場所は現在サンフランシスコ周辺だが、今後ロサンジェルスやニューヨークなどアメリカで拡大していく予定で、その後は世界各国でも開催したいとのこと。
果たして日本に上陸するのか?
しかし、この宝探しゲーム。お金を見つけた人は大喜びだが、開催会場となった公園ではたくさんの人が殺到し、公園中を探し回る為、公園の植物は荒らされ、無残な姿に。。
<荒らされる公園(右)と公園で現金を探し回る人々(左)>
そして、現金を探すというシンプルで効果的なゲームなので、1回目以降の参加者が殺到。Hidden Cash氏のTwitterアカウントのフォロー数が爆発的に増え、相当な数の参加者が集まるようになってしまった。
その結果、安全面を懸念した現地警察が警備を行う羽目になり、Hidden Cash氏に警備代を請求したという。
Hidden Cash氏はこの請求額を支払い現在もゲームを続行中とのこと。
しかしこのゲーム、ちょっと日本人的感覚としては浅ましいというかいやらしい。。
単純に現金を探すゲームなので、お金が必要な人間がわらわらと集まる。
そしてみんな必死に探しまわるのだ。
もちろんゲーム感覚で参加している人もいるかもしれないが、公園を荒らす程の必至さは、人間の汚い部分を大いにさらけ出すことだろう。
しかも日本は治安国家だ。
こういった人がいきなり集まるイベントを無許可で行うことは、法律に違反する可能性もある。
まさにアメリカンドリームを全面的に押し出したゲームである。
<現金を獲得した参加者たち>
Hidden Cash氏はこのゲームを始めた理由として、下記のように語っている。
「これまで私は、不動産でものすごい額のお金を稼いできました。しかし、私の周りの人々は高級住宅地に家なんて買えない人ばかり。そんな状況はおかしいと考えているうちに、今回のアイディアが生まれました。一風変わった楽しい方法で、お金を寄付することにしたんです。これは私なりの恩返しなんです」
寄付と言えば聞こえはいいが、今後このゲームがどういった展開を見せるのか興味津々である。
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