電子タバコとは
通常の紙巻きたばこは、タバコの先端に火を付け着火し、たばこ葉が燃焼することによって発生する煙をフィルターを通すなどして煙に含まれるタールを除去し、ニコチンを肺に吸い込みますが、電子タバコは、主に充電式の過熱ユニット(デバイス)にタバコ葉のスティックやカプセルを差し込み、加熱することによって発生する蒸気を煙として吸引するもので、厚生労働省などでの公式用語では 加熱式タバコ と呼ばれています。
タバコ葉の成分を含んでいるため、たばこ事業法における喫煙用の「製造たばこ」に分類されます。
発生した水蒸気は、紙巻きタバコのようなヤニ臭さが無く、煙の中のニコチンやタールは紙巻きたばこに比べ少なく、禁煙への第1ステップとして利用される場合もあります。
Vapeとの違い
Vapeと同等のテゴリに分類されることがありますが、電子タバコがニコチンを含むタバコ葉の専用スティックやカプセルをセットし加熱して吸引するのと違い、Vapeは果物のエキスやスパイスなどを含んだ液体(リキッド)を加熱し、その蒸気を吸うため、煙にニコチンが含まれない点が大きく異なります。 ※現在、ノンニコチンの互換性スティックも販売されています。
最近では、電子タバコもVapeも「電子タバコ」とくくられてしまっていますが、電子タバコは20歳未満には販売されません。公式サイトでも必ず年齢確認があります。また、 紙巻きたばこと同じ銘柄のスティックやカプセルがある のが大きな特徴でしょう。Vapeは企業や販売店により20歳未満への販売を自主規制している場合があります。
電子タバコが、喫煙者が禁煙の方向に進んで行くのに対し、Vapeは非喫煙者の喫煙(スタイル)への入り口になっているという見解もあります。
対象 喫煙者 → → → → → → → → 非喫煙者
媒体 紙巻きたばこ ⇒ 電子タバコ ⇒ Vape
ニコチン量 多い 少ない 無い
なお、Vapeのリキッドには合法の麻の成分が含まれたものもあります。
また、最近では使い捨ての電子タバコも発売されています。
iQOUS(アイコス)出典:フィリップモリス公式サイト
2014年11月、名古屋とミラノで販売開始。2015年9月、日本で全国展開。
販売当時は入手困難にもなった有名な電子タバコの定番です。
JT(日本たばこ産業)のプルームテックの前身、プルーム(2013年12月、公式サイトからの通信販売のみ。)の方がiQOUSよりも先に販売されていましたが、iQOUSの吸いごたえと海外ブランドが相まって一気に全国展開しました。※Ploom(プルーム)の後継製品Ploom TECH(プルーム・テック)は2016年3月に発売。
人気が高く、価格も税込6980円(iQOS3DUOキット)の物がありますが、1万円前後のものが主流です。
※JT(日本たばこ産業)のPloomTECH+with(プルーム テック プラス ウィズ)は税込2980円
現在、iQOUSのスティックと互換性を持った機種や、iQOUSで使用できる互換性タイプのスティックが販売されています。
glo(グロー)出典:ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン公式サイト
2016年12月、仙台市で販売開始。2017年7月、東京、大阪で販売開始。同年10月、日本で全国展開。
電子タバコの国内販売では後発組となりますが、スタイリッシュなデザインと価格の安さが特徴です。
iQOUSがスティックの内側から燃焼する方式であるのに対し、gloはスティックを外側から温める方式なのでメンテナンス(掃除)が簡単です。
構造がシンプルで格安、初心者にも扱いやすいことから人気があります。
glo Hyper+(グロー ハイパー プラス)は、税込980円で購入できます。
【送料無料】プルーム(JT公式)
連続喫煙 最大5カプセル分(1箱分)
加熱温度 PloomTECH+:約40度、Ploom S:約200度
【送料無料】iQOS(アイコス国内正規品)
連続喫煙 最大30本
加熱温度 約300〜350度
【送料無料】グロー(glo公式)
連続喫煙 最大30本
加熱温度 約240度
【送料無料】吸うエナジードリンク(イーグルエナジー公式)
吸引型使い捨て電子タバコ(Eagle Energy)
400回以上吸引可能な吸うカフェイン
ニコチンゼロ、タールゼロ、糖質ゼロ、カロリーゼロ