キャリアアグネーションに対応するのは、W01を受け取った後の、今春のアップデートをした後からなのですが、ここでWiMAX2+のキャリアアグネーションがどんなものかを見ていきたいと思います。
キャリアアグネーションとは簡単に言えば、2つの電波を同時に受信して、通信の安定化を図る技術です。
で、WiMAX2+の場合、どんなキャリアアグネーションにするのでしょうか。
そこを少し見ていきます。
WiMAXの周波数は合計50MHz
WiMAXが使っている電波の周波数は合計で50MHzになります。
合計と言うのも語弊はあるのですが、言葉で説明わかりやすく説明するためにこう言います。
WiMAXで現在使われている周波数は次のような内訳になります。
<1>WiMAX(ノーリミットモード):30MHz
<2>WiMAX2+(ハイスピードモード):20MHz
合計で50MHzということです。
コレが、従来のWiMAXで使っている30MHzの内、20MHzをWiMAX2(キャリアアグネーション)用に譲渡され、WiMAXの最高速度が40Mbps⇒13.3Mbpsへ下がります。
今春からの周波数は次のように分別されます。
<?@>WiMAX(ノーリミットモード):10MHz
<?A>WiMAX2+(ハイスピードモード):20MHz
<?B>キャリアアグネーション解放分:20MHz
合計50MHzです。
つまり、新たに使うW01のキャリアアグネーションは、?Aと?Bの電波を同時に受信するようにすることで、ハイスピードモードの受信速度を速めたということになります。
屁理屈になりますが、今の20MHzのWiMAX2+の最高速度(理論値)が110Mbpsですから、×2でMAX220Mbpsということになるのかな。
で、従来のWiMAXがWiMAX2+に周波数を持って行かれることで、最高速度が落ちたわけです。
私はW01のキャリアアグネーション、まさかLTEの電波と同時に受信するキャリアアグネーションなんじゃないかと不安になったんですよ。
だからUQさんにメールで問い合わせました。
その結果が上の内容だったんですね。
とは言え、W01は従来のWiMAXに対応していません。
かと言って2/20には値上げが待っています。
申し込むなら2/19までに申し込むしか無いのですが、端末はNAD11を選ぶことをお勧めします。
下手にW01なんか契約して、うっかりLTEを使ったらオワタ式になりますから。
タグ: WiMAX2+
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