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2018年02月16日

北海道・東北 H28-024



1. 生体内情報伝達物質であるヒスタミンは、脳の下部にある睡眠・覚醒に関与する部位で神経細胞の刺激を介して、覚醒の維持や調節を行う働きを担っている。
2. 脳内におけるヒスタミン刺激が低下すると、眠気が促される。
3. ホルモンのバランスの変化により妊娠中に生じる睡眠障害は、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の適用の対象となる。
4. 抗ヒスタミン成分を含有する医薬品を服用後は、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事させてはならない。





〜解答・解説〜
1.正 ヒスタミンは覚醒状態の維持・調節を担う。→だから抗ヒスタミン薬は眠気が起こりやすい。
2.正 上記理由
3.誤 睡眠改善薬は一時的な睡眠障害の緩和に用いられる。妊娠時などホルモンバランスの変化による睡眠障害などは対象外。
4.正 眠気が起こりやすいので危険。
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