エレコムダイレクトショップ スマートフォン用ステレオヘッドホンマイク EHP-CH3000SGN カーキ 」がアウトレット価格3,866円で販売されています。2,160円以上で送料無料ですので、本製品は送料無料です。同じモデルで色違いの「 EHP-CH3000SBK ブラック 」もあるのですが、こちらは12,744円と、アウトレットからはほど遠い価格です。色的にはブラックは確かに渋いですが、カーキのグリーン・ミリタリー感もいい趣味していると思います。案外、カーキの方が好きという方は多いのではないでしょうか。カーキ色の部分のパーツはプラスチック素材ですが、その他の主要部分はアルミでできていますので、高級感があります。本製品の最大の特徴は「ハイレゾ音源」に対応という点で、φ12.5mmのドライバーを採用し、低音に力を入れている点です。前機種「EHP-CH2000」と比べると「EHP-CH3000」の方が高音がスッキリと抜ける感じで、より解像感が増した仕上がりになっています。一方で、耳への装着感は旧機種の方がいいように感じましたが、この点は好みだと思います。最近のエレコム製品は低価格のヘッドホンなどでもそれなりに綺麗に音が出ていて、昔の安物の音が懐かしくなるくらい様変わりしているわけですが、本ハイレゾヘッドホンも素材からこだわった作りになっています。振動板には数百ものポリエステル樹脂フィルムを積層した「MLF(超多層フィルム)」を素材にして、ラジアル構造のリブを設けた高剛性振動板を採用することで、残響を抑え、高レスポンス・高解像度を実現とのことで、ドライバーは「前置ネオジウムマグネット」で磁力ロス軽減し動速を向上させるということをしていますが、通常そんなことをすると振動板が変形したりするわけですが、本製品の振動板は変形しないのはこのような素材の選択による結果なのだろうと納得しています。おかげで、確かに低音は力強くて、中域に埋もれてしまうこともなく、しかも音が潰れずに表現されているように感じます。
実際に聴くと、一万円以上するイヤホンと比べてもいい線を行っていて、低音とのトータルバランスでいうと、テクニカ辺りの製品もいい感じですが、高域の解像感は本製品の方が優位にあるように感じます。音質以外の点では、リモコンがコード部分にあって、ボリュームがボタンタイプではなくスライダー式になっているのは、複雑な感じです。昔のソニーのウォークマンなどに見られた古い方式で、リモコン自体に抵抗回路を組み込む方式です。利点としてはスマホを選ばず、IC音楽プレーヤーを選ばずにすべて対応できるという点ですが、抵抗体の摩耗等による音質面への影響はありそうにも思います(摩耗したときが本製品の寿命とメーカーは考えているのかもしれません)。個人的には、リモコンやスマホなどで使えるマイクなどは不要だったかなと感じています。
エレコムの アウトレットセール に、いくつか新しいものが追加されていますので、低価格アイテムなどは、本製品とセットで購入して送料を抑えるのがオススメです。
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