デルのグラフィックス能力を強化している17.3型ディスプレー搭載ノートPC「Inspiron 17 5000」は、手頃な価格でゲームを楽しめるようなノートPCが欲しい人にちょうどよいモデルだ。見た目はゲーミングPC的な派手さもなく、どこにでも置きやすいというのも特徴だろう。
今回はベンチマークによる性能評価や、カスタマイズについて紹介したい。
Inspiron 17 5000の試用機の構成は、CPUにCore i7-4510U(2.0GHz)を採用し、8GBメモリーと1TB HDDを組合わせたものだ。グラフィックス機能としてGeForce 840Mを採用し、利用状態によってCPU統合のインテル HD グラフィックス 4400と切替えながら稼働するようになっている。この構成でどのような力を持っているのか、ベンチマークを通して確認しよう。
まずWindowsの快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」について、評価プログラム「WinSAT」の実行結果を「Windowsエクスペリエンスインデックス」の項目にあわせた形で紹介しよう。
「CPU」と「メモリ」の値は「7.4」と好成績だ。インテル HD グラフィックス 4400で評価されているグラフィックス関連の項目は、「グラフィックス」がの値「5」、「ゲーム用グラフィックス」の値が「5.3」と低めになったが、これは仕方のないところだろう。「プライマリハードディスク」の値は「5.9」となったが、これはHDD搭載機の標準的なスコアだ。
PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 8」の結果は中の上といったところ。3D性能を計測するベンチマーク「3DMark」ではゲーミングPCには及ばないものの、ノートPCとしてはそこそこのグラフィックス性能を持っているという結果になった。
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