芸人さんが書いた本なので、こういうのも記事にしていいかなと思いまして。
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ざっくりあらすじです。
射殺許可法が制定され、人を殺すことを許された「トリガー」。
トリガー自身や、それに振り回される人々の模様です。
ここから感想です。
登場人物毎に短編小説形式でまとめられており、読みやすかったです。
また設定自体にも惹きつけられるものがあり、自分の意向にそぐわない奴を殺すというところ。
さすがに「殺す」とまでは思わなくとも、ムカつくとか理不尽だとか、こいつさえいなければ…とか一度は誰もが考えたことって、意外とあるんじゃないかなと。
トリガーにも倫理はあるので、むやみやたらには銃を使いません。あくまでも、正義のため。
そんなトリガーなりの「正義」に爽快感を覚える私がいました。
しかし、「殺す」という手法で自らの思いを発信することにより、それを悪く思う人達もいることだって事実。あくまでも、スカッとするのは本の中だけということで。
また、板倉さんらしさも詰め込まれており、銃の型や動作の描写が細かかったり、ハードボイルドっぽい感じがそうなのかなーと。
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普段本をほぼ読まないのですが、そんな私でも楽しめました。
最近も新たに小説を出版されたそうなので、また気が向いたら読んでみたいと思います。
その最新作がこちらです。
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