デッドニングとは?
まず、デッドニングとは何か。
この言葉を知ったのは最近だし、実は正確な意味は知らない・・・
言葉から受ける印象と、そのもたらす効果からは、「音殺し」の意味ではないかという物騒な想像をする訳だが、この安っぽい想像を牽制するかのような解説があった。
オートバックスのHPによると以下のとおり。
何やら少し物騒な響きを持った言葉ですが、みなさん正確な意味はご存じでしょうか?( 引用元 )
デッドニングとは、「何かを無効にする・弱める」を意味する「Deaden」という動詞の名詞形となります。
では、カーオーディオの世界、良い音を聴くための世界で「無効にしたいもの」とは何でしょう? それはズバリ、「余分な振動」!
これを極力なくす、良い音への悪影響を極力弱めていく行為をデッドニングと呼ぶのです。
具体的には、スピーカーが取り付けられている「ドア」が出す余分な振動を抑えて、 スピーカーが良い音を鳴らすための最適な環境にしてあげる作業が「デッドニング」となります。
デッドニングとは、でググるとドアに関するものばかりが出てくるのだけれど、「ルーフデッドニング」でググってみるとやはりそれなりに出てくるので、必ずしもドアに関するものだけではなく、ルーフなども含め余分な振動を無効にする」もの全般を指すのだと思ってよさそうだ。
デッドニングの事例
これまでにデッドニングに関する情報を提供いただいた皆様の記事はコチラ
◆はむさんのドア・ルーフデッドニング( コチラ )
◆708さんのルーフデッドニング( コチラ )
◆1110さんのルーフデッドニング( コチラ )
◆やまさんのルーフ・フロアデッドニング( コチラ )
材料メニュー
まずは今回は、雨音激しいルーフに手を付けたいので、それを前提として、素材を選ぶ。
そして、情報をくださった皆さんもそうであるように、ルーフデッドニングするならば併せて断熱処理もしておこうと思うので、その素材も得選ぶ。
以下は、上記記事において紹介していただいた素材。
◆デッドニング素材
・ レジェトレックス (日東電工株式会社)
〔メーカー説明〕
高機能制振材レジェトレックスは従来の制振材に比べて軽量で、温度依存率も小さく、広い温度で安定した制振効果を発揮。接着剤が不要な粘着テープで、粗面や油面にも容易に接着し、三次元曲面にもスムーズに追従します。パネル面積の30%程度に制振材を貼り付けるだけで、十分な騒音低減効果が得られます。アルミタイプのスタンダード品(D-300N)の他にも、ガラスクロスタイプ(D-350)もご用意しています。
・ エプトシーラー (日東電工株式会社)
〔メーカー説明〕
あらゆる間を埋め、熱、水、音、振動をシャットアウト。エプトシーラーは、汎用ゴムの中で最も耐久性・対候性にすぐれたEPDMゴム発泡体に、独自の粘着技術を組み合わせて開発した高機能シーリング材です。耐熱性・耐薬品性にもすぐれ、長期にわたって安定した効果を発揮します。難熱性タイプ、軟質タイプ、高発泡タイプなど、用途に応じて使い分けのできる豊富なラインアップを用意しました。エプトシーラーのすぐれた性能は国内外の多くの業界で認められ、自動車、住宅、家電など多彩な分野で使用されています。本製品は、4極生産しているため、グローバルでスピーディーな安定供給が可能です。
・ カームフレックス (株式会社イノアックコーポレーション)
〔メーカー説明〕
カームフレックスとは、イノアックの今までに蓄積された総合的技術を活かして設計された、吸音・制振材料の登録商標です。カームフレックスシリーズは、吸音材としてFシリーズ、制振材としてRシリーズが揃っています。豊富なグレードによりユーザーの要望にお応えしています。これらの防音製品は、プリンター・印刷機などのOA機器をはじめ、建設機械・自動車・オートバイ・家電製品などの幅広い分野に使用されています。
・ レアルシルト (積水化学工業)
〔メーカー説明〕
カーオーディオの音質向上のために作られたデッドニング用 超・制振シート「レアルシルト」。 クルマのドアのアウターパネルおよびインナーパネルに貼り付けることで、不要な振動を減衰するだけでなく、カーオーディオの音質を向上させることが可能です。 「レアルシルト」最大の特徴ともいうべき“基音と倍音の再生コントロール”により、楽器の一つ一つが鮮明になり、リアルなヴォーカルを体験できます。
また、「レアルシルト」の超・制振性能は、クルマを理想的なリスニング環境にすると共に、クルマを静かにする性能もズバ抜けています。
◆断熱素材
・ 東レペフ (東レ株式会社)
〔メーカー説明〕
トーレペフは、東レ株式会社が独自の製造技術によって開発した電子線架橋ポリオレフィンフォームの登録商標です。昭和43年に上市し、以来様々な用途にご利用頂いております。当初はポリエチレンフォームが主体でしたが、その後、柔軟グレード(EVA)や難燃グレード、耐熱性のあるポリプロピレンフォーム等高機能グレードを開発、上市しております。
トーレペフは100%独立気泡構造を有する発泡倍率5〜50倍の長尺シート状の発泡体であり、クッション性、緩衝性、断熱性、耐水性、化学的性質に優れており、用途も多岐にわたっています。
・アルミシート(お風呂保温用)
家族が断続的にお風呂に入る場合などに、湯船の水温が低下することによる光熱費のロスを極力避けるために開発された水色の発泡素材の表面にアルミ素材を貼り付けた家計お助けアイテム。各ホームセンターなどがオリジナル商品などを製造販売。by管理人
材料選び
上記の他にも色々と素材はあるようだけれど、選択肢を増やしても悩ましいだけなので、この中で組み合わせることにした。
まず、制振材で悩ましいのが、エプトシーラーの存在。
メーカーの説明では、このひとつで「熱、音、振動をシャットアウト」と力強い内容になっているので、他の断熱材と組み合わせるまでもなく、これだけでいいのかとも思える。
でも、ググってみると、ほかのものと組み合わせてエプトシーラーはあくまで防音用に使っているようなので、そうでもない感じ。
悩ましかったけど、とりあえず レジェトレックス の面積の30%貼ればOKという分りやすい解説とお手頃価格につられてこちらに決定。
次は断熱材。何と言っても1110さん採用のお風保温用アルミシートが魅力的だったけれど、非実力派ならでは、商品の説明文の立派さに負けて 東レペフ を選択。
作業方針
まずは天井面積の小さいランクル70ピックアップで試してみて、その成果をもってバンにもやってみようと思う。
目論みとしては、ピックアップのルーフ⇒バンのルーフ⇒ピックアップのフロア⇒バンのフロア⇒ピックアップのドア⇒バンのドア
書いてて気が遠くなる・・・とりあえず行けるとこまで行こう。
比較のために先にピックアップだけ完成させる手もあるけれど、力尽きた場合に、バンが手つかずになるのが怖い。
効果測定
上向いての作業って、疲れるんだよなぁ・・・それもちょっと気が重いけど、暑い季節は終わったから頑張ろ。
この作業は、雨音を小さくするという小さな目的がメインなので、その効果を明らかにしたい。
さすがに雨は同じように振ってくれという訳にいかないので、デジタル騒音計( 参考リンク )なるものを手配してみた。天井をコンコンやって、それで計測という目論見。でも、安いやつなので、コンコン程度が反応するのか不明。
結果は改めて掲載してみたいが、全然ダメな時はこの部分の記載を削除するという負けず嫌いな対応も視野に入れておきたい。
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段々と乗用車に近づいてるような不思議な感じですね。
自分では珍しく休日を街乗りしてみました。
意外にランクルで快適に街乗り出来るんですね。
田舎なのでクロカン系の車の方々にたまに指差されますけど。
こんばんは。やはり天張りはやまさんの言う通りなんですねぇ。なんだか億劫ですけど、効果は大きそうなのでそのうち着手します。
本日ネットで10mm厚のエプトシーラーを発注しました。
先に普段乗り号に使って余ってるレアルシルトを貼ってからエプトシーラーを貼ろうと思います。
なので今日は天貼り外しの練習を兼ねて、レアルシルトだけ貼りました。
天貼りはシートを倒してバックドアから出しました。
作業終了お疲れ様です。79の場合只単にリアドア無いからルーフはめるのに室内に入れられないのかも。んで2分割。という事はやっぱり76の1枚ルーフのまま入れられるって事は外せるっての事でリアドアからでしょうね〜。リアドアは少しせまくてルーフは幅一杯、シートレール全部倒すか、外して折れない程度に丸めて引き出すしかなさそうですよね〜。ルーフある程度型が付いているから面倒そうですね。
サテライトスピーカー無事付いたのですね。良かったです、ルーフ外すならついでに丁度良かったですね。
あの程度の物でもそこそこ聞けるよーになると思います。
こんにちは。おかげさまで無事79の作業終了しました。ついでにお譲りいただいたサテライトスピーカーの配線も済ませました。ところで、76のルーフデッドニング、おっしゃるように79とは全然難易度が違いますね。79なんか、やってくださいと言うかのように小さい面積を2分割。どういう違いなんでしょうね。76に手を付けるのは躊躇います。
いよいよ施工するのですね。連休中天気良さそうなので熱中症に気を付けて頑張って下さいね。
個人的には76のルーフデットニングが興味ありますので楽しみにしています。たまたまRV-parkでお話ししたオーナーさんに79のルーフデットニングした時、やり方を尋ねられ説明しよーとオーナーさんの76ルーフを見て76ルーフが1枚物なのに気付きリアドアから引き抜くしかないかなぁ…それでも少し丸めないと出せないか?と疑問に思った事があったので。まぁ入れた物だから出せるとは思いますが。現場発泡しちゃえばルーフ外さなくても出来るけど(効果抜群だし)準備が大掛かり過ぎるかな(笑)
時間をかけて効果を感じたかったのですが、納車が早まったせいで初日から融雪剤の上を走る羽目になってしまったもので。
自分も天井に貼ってみたいなと思っていた所でしたので参考にさせて頂きます。
こんばんは。塗る方法もあるんですね。納車直後に急いでやらなかった良い点はメニュー豊富なことと落ち着いて効果測定できることかなと思います。何とか貼って効果を確認できればとおもってます。
貼りネタ楽しみにしています。
自分は塗りネタですが、ナナマルのフロアほぼ全体にオートプラストーンを塗ってから乾燥系のアンダーコートをしてあります。
筆塗りの極厚のノックスドールです。
効果は?納車後直ぐに塗ったので違いが分かりませんでした。
こんにちは。同じプランとのこと、よくわからない中での選択なので、心強いです。よだれが無駄にならない情報になれるよう、頑張ります。リストの間違い、大変失礼しました。修正させてもらいます。今後ともよろしくお願いします。
エントリー以来ですが、いつも拝見させていただいてます。
グッドタイミング!です。全く同様のプランで天井デッドニングを考えていて、もう少し涼しくなったら始めようと思ってました。
作業過程の報告記事、よだれを垂らしてお待ちしてますので、記事削除のないよう願っております。
別件
いろいろとりまとめた後で恐縮ですが、??318エントリーふじぶるの車両タイプがピックアップではなくバンなのです。今さらでスミマセン。
これからもブログ楽しみにしてます。