糖尿病と言えば食事の改善が大事だということは、、糖尿病の患者さんでなく一般にも広く知られています。
ところが、ほとんどの医療機関が指導する食事内容の改善法が本当に正しいのかどうかは、大いに疑問です。食事のエネルギー計算が煩雑なため、そして食事内容も、糖質をたっぷりとらせるものです。
福岡県久山町という人口8000人の地区で、全住任を対象した大規模な健康調査が行われています。ここでは様々な研究が行われていますが、1988年から糖尿病予防のため、日本糖尿病学会が推奨する糖質約60%の食事にするよう、徹底的に指導をしました。食事を改善することで、糖尿病が減るーーーー当初はそう推測されたのですが、結果が散々でした。患者数は減るどころか、不白増加。食事療法とともに運動療法も行っていましたが、運動をすることで、血糖値が上がったとは考えれません。問題はやはり、食事だったのです。
糖質が多い食事では、前述した糖毒となって、血糖血が上がってしまいます。エネルギー計算するなどするなどストレスがたまることも、の煩雑さや食べたいものを我慢するなどでストレスがたまることも、血統治上昇の原因になります。
糖質の摂取を少なくすると、食事で摂るエネルギーの中心は脂質になります。脂っぽい食品を沢山とると、太るのではないかと疑念を抱く人も多いでしょう。しかし、糖質の多い食事が太らないかというと、それは違います。と異質を多く摂取すると、それだけインシュリンがたくさん分泌されます。実はインシュリンは、”肥満ホルモン”とも言われます。インスリンは、血中のブトウ糖として使用されるときだけでなく、余ったブドウ糖を脂肪細胞に蓄積するよう働いているからです。
海外の権威ある疫学調査に、3つの食事法を比較した研究があります。1は総摂取エネルギー量を制限し、脂肪の摂取の取得もかなり抑える方法です。一般的な糖尿病食がこれに当たります。2はエネルギー制限付きの、オリーブ油を多投した地中海食。3は総摂取エネルギー量制限なしで、糖質を少なくした食事です。
結論は、3が最も体重が減るというものでした。
個人差はありますが、糖尿人が1gの当歳つを摂取すると、血糖値が約3mg/dl上昇します。たとえば、炊いた白米を茶碗1杯(約150g)食べると、糖質量は約55gなので、250キロカロリーしかありませんが、血糖値はマント165mg/dlも上がるのです。肥満を招き、食後血糖値を確実に急上昇させる糖質たっぷりの食事が、糖尿病の治療に効果的とは、とても言えません。
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