文芸部 シナリオに挑戦してみようか、な。(長くなるつもりはなかったが、)2

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前回を要約すると、
シナリオに必要なことは小説では不必要だし、小説で必要なことはシナリオでは不必要である。
だが、同じ書き物として、読み手に伝わるように書かなければ、どちらも意味がない。
アプローチの仕方が違うだけで、書くということは同じなのだ。

てことを言いたかった。らしい。


どうも、梅ゆかり母さんです。
いや、文芸部の時には、松浦 由香と名乗ったほうがいいのかな?
どちらでも構わないけれどね(笑)

さて、続きを書きますとね。

******************

シナリオに必要なルールを抑えつつ、まずプロットを書かなきゃいけない。
前回たように、原作通りの人物ではやはりだめで、仰々しく、いんぎんで、横柄で、横暴な悪役でなければならない。
では、そんな悪役はどうすればいいのか? どう設定すれば、そんな悪役に見せれるか?
悪役が悪訳であることが主人公や、加害者を救える手段。だとして、
さて、どうしたものか?

よくある、主従関係で部下や、使用人をいじめる人は大勢いる。
いじめるのではなく、主人なので、当たり前に使っているだけなのだが、
それをいじめや、傍若無人と取るのは、時代がそう変わってきたからだろう。
主人に対して絶対だった時代の、執事が、いちいちブチ切れていたら、殺人事件ばかりが起きる。

つまり、この話は、封建制度と言われる古式ゆかしいイギリスで起こったわけではなく、
上下関係はあるが、それは主従ではなく、雇い主と雇われている人のカンケイなのだ。
そこに、過去の絶対的服従心はなく、嫌ならばそこから立ち去ることも辞さない。という自由がある。

そこが、この話の一番のネックになっているように感じる。
今までなら、絶対的服従していたはずのものの反逆を、ポワロは良しとしなかった。
それは最後の「散々虐げられてきた<負け犬>のような人だからこそ犯した犯行」という思考のもとに、
ポワロは犯人を追い詰める行動を一週間繰り返す。

長年虐げられ、反逆をやってのけたものをさらにいじめるような手口。
原作のポワロの好きじゃねぇなぁ(ちっ)

ポワロの紳士的どうかすれば加害者に掛ける愛情があってもよさそうな話だが、
そこに全く同情も、哀れみもなかった。

ポワロは殺人を良しとしない。罪を良しとしない。
だから、いくら、正当防衛に近い行いでも許さないのだろう。

……。って、ただの感想文になっている。

これでシナリオが書けるのだろうか?
これで終われると思ったけれど、これはなんだか続いてしまうぞ……。



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2020年12月22日

文芸部 ライトノベル初心者が、ライトノベル好きのパートナーに指示されながら書く、ライトノベル完成まで7



今回は、この世界の距離感。
 パートナー的にはイギリスフランス辺りだと思っているような気がする。一応、ヨーロッパ辺りというけど、ヨーロッパって結構な大きさですよ?
 たぶんね、北欧とか、東欧とかは省かれているっぽい。イギリス、フランス、イタリア辺りまでかな? でも、その間にスイスがあるのは省かれている感じだな。ギリシャなんか入ってなさそう。ましてやウクライナなんてところも省かれている模様。

 旅をさせるために設定を長距離移動が馬車と徒歩の時代と設定し、調べる。一日8時間歩く(しんどいなぁ)。
 そこで、直線距離でパリ—ローマで調べ、更に、川を渡ることを念頭に入れ、その川渡に関して雨天中止及び、川の状態などを数室足して、徒歩計算で72日って数字を出す。
 主人公が育ったところ以外出たことがないという設定なので、8時間移動って結構無理ある気もするが、それでも、そのくらいは欲しいなぁと。

 すると、初めの場所から次へ行くのに72日ってかかりすぎだと思ったのか、なんでそれほどかかるのか? とか、一年で帰ってこれないじゃないか。など、いつ帰宅時間を決めたのだろう?
 そもそも、ただ旅をするわけではないので、とどまった場所で数日過ごさなきゃいけないわけだし、作業時間というのもある。
 なんで、一年で帰宅させようと思ったのだろう??? 謎や。

 すると、不意に思ったけどさぁ—と前置きをされ、
「この世界ってどのくらいの大きさなん?
 どこからどこまで、現実世界で旅させる気?
 てか、そんなに遠いと、半年とか、一年とかかかるよ?
 そんなに壮大な話にする気?」

 そういうものではないのか? 一週間やそこらで終わっていいわけな
かろう? そんなに世界が狭いのか? てか、一国内で終わるくらいなら、
わざわざ話にするようなことでもなかろう?

「いやぁ、まぁ、ヨーロッパぐらいの広さは欲しいよね」
 端から端まで行けば、気候変動もあっておかしくなかろう。

「やっぱりぃ? そうだと思った。そうしたらさぁ、この日数で合ってる? ちょっと、数字大袈裟じゃない? これじゃぁ、ほんと、とんでもないくらい大きな世界だよ?」

「……、そこまで、気にする? おおよそこのくらいかかるんですよー。で、よくない?」

 黙って聞いてりゃ、しらべたっちゅうねん

「あ、それでいいです」

タグ: 文芸部
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