「歯周病」になりやすい人の特徴を歯科医が解説、当てはまったら要注意!
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「歯周病」になりやすい人の特徴を歯科医が解説、当てはまったら要注意!
日本人が歯を失う原因の1つである「歯周病」。
じつは歯周病を発症しているにもかかわらず、自覚がない人も少なくありません。
そもそも、歯周病とはどのようにして発症するのでしょうか。また、「発症しやすい人・発症しにくい人」の特徴はあるのでしょうか。
今回は、歯周病の専門医である「両国デンタルクリニック」の野田先生に教えていただきました。
[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
歯周病になるのはなぜ?
編集部:
まず、歯周病について教えてください。
野田先生:
簡単に言うと、歯周病菌という細菌に感染したことによって起こる炎症です。歯周病をそのまま放置すると、歯を支える骨が溶けるといったように重症化することもあります。
編集部:
なぜ、歯周病にかかるのですか?
野田先生:
多くの場合、歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないでいることが原因で歯周病は発症します。その隙間に磨き残しがあると細菌が溜まりやすくなり、繁殖してしまうのです。
編集部:
歯周病は放置するとどうなるのですか?
野田先生:
そのまま放置すると、重症化して歯を抜かなければならなくなることもあります。実際、日本で30歳以上の人
が歯を失う最大の原因はむし歯ではなく、歯周病です。それだけでなく、歯周病菌は毒素や炎症性物質を大量
に放出し、これらが血流にのって全身に運ばれることにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの血管障害を
起こしたり、糖尿病を悪化させたりすることもあります。
編集部:
歯科医院では、どのように歯周病の治療をおこなうのですか?
野田先生:
軽度の場合は、歯石を取ることで改善します。しかし、すでに症状が進んで重症化している場合には、歯ぐきを切開して歯周病菌を取り除いたり、歯を支えている骨を再生したりと、外科的な処置が必要になることもあります。
軽度の場合は、歯石を取ることで改善します。しかし、すでに症状が進んで重症化している場合には、歯ぐきを切開して歯周病菌を取り除いたり、歯を支えている骨を再生したりと、外科的な処置が必要になることもあります。
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