へこんだ車をそのままにしてはいませんか?
修理代は高額で、なかなか修理に出せず、そのままにしておくのは?
と悩んでる方は、自分で修理することにトライしてみますか?
自分で修理すれば、値段を安く抑えることができます
自分で修理するの難しそうと、思っている方へ
自分で修理する方法
へこんだ車を放置するとどうなるの?
・へこんでできた傷からサビが発生してしまう恐れあり
サビの発生で、自分で修理するのも難しくなり、後々の修理代も高くなっていく
そうなる前に、修理をしましょう
準備する3つの道具
・冷却スプレー
・吸盤
・ハンマー
ハンマーを使ったり、吸盤を使って引っ張るやり方は、デコボコしてしまう事もあるので、
一番良いのが、冷却スプレーを使う方法
道具を使う前の準備
この3つの道具を使う前にどの方法もまず温めます
熱を加えることで金属を柔らかくすることができ、金属を柔らかくすることでへこんだ部分を簡単に元に戻せます
温めるまでの工程
準備するもの
・軍手
・ドライヤー
・クロス
1、へこんでいる部分をクロスで拭きます
表面に汚れが残っていると、熱の伝わり方にムラができたり、変色してしまう恐れがあるので、きれいに拭きます
2、へこんでいる部分に約30分間ドライヤーをあてます
金属をドライヤーで温めるため、非常に高温になります。火傷をしないように 軍手をはめる
温めたら、さっそく冷却スプレーを使ってへこみを直していきます
1、まんべんなく熱を与えたら、すぐに冷却スプレーを当てます
ドライヤーで温めた箇所を急速に冷やすと、金属が元の形に戻ろうとするので、へこんでいた部分が元通りに、逆さにして噴射すると超低温の液体が噴射されるのでおすすめ
2、ドライヤーで温め、急速に冷やすことでへこみは直すことができますが、一度で直るとは限らないので、へこみが元に戻るまで、温める・冷やすの作業を交互に繰り返すことが大切
ドライヤーで温めて冷やす方法で直らない場合は、金属を十分に温め、へこんでいる部分を吸盤で引っ張ります
Holts(ホルツ) バキュームグリップは、へこみに当てて引っ張るだけで簡単にへこみが直せる便利な道具です
吸盤はへこみの大きさにあったものを選ぶこと、小さいへこみに大きい吸盤を使ってしまうと、余計な部分を引っ張ってしまうことがあるので、注意
へこんでいる部分を裏から叩けるスペースがあれば、ハンマーで叩いて直す方法もある
ドライヤーで温め終わったら、板金用ハンマーで裏側から叩きます
TRUSCO 板金ハンマーは、柄が軽くて丈夫なのでとても作業しやすくおすすめ
あまり強く叩き過ぎると、全体的にぼこぼこになってしまうので、一回一回表を確認しながら叩きます
へこみがひどいものは、パテを使って直します
パテとは 穴や隙間を埋めるペースト状の材料のこと
へこみにパテを埋め込むことできれいに直すことができます
パテで修理する手順
・へこみをパテで埋める
・元の色に塗装をする
まずはパテを使って、車のへこみを埋めていきます
準備するもの
・ヘラ?・マイクロファイバークロス
・サビ落としスプレー
・耐水サンドペーパー
・シリコンオフ
・超軽量パテ
・厚づけパテ
1、へこみの表面の汚れをしっかり拭き取る
マイクロファイバークロスを用いて、汚れを落とします
2、汚れを落としたら、次はサビを落とします
サビ落としスプレーを用いて、パテをうめる部分のサビを落とします
3、耐水サンドペーパー150番を用いて、へこんでいる部分の塗装をはがしたり、周囲との段差をなめらかにします
サンドペーパーにはそれぞれ番号があって、数字が小さいほど粒は粗く、数字が大きいほど細かいことを表します
車のへこみを自分で修理する際には、サンドペーパー 99工房は4種類の粒の細かさが1セットに入っているのでとっても便利
4、シリコンオフをスプレーして、修理する部分に付着している油分を落とします
パテを塗る前に油分を落とさないと、補修した部分が剥がれてくるので油分が残らないようにしっかり拭きます
5、ヘラを用いて、へこみの中心から超軽量パテを塗っていき、中心が盛り上がるように、山を作るようなイメージでパテを塗ることがポイントで、またパテは硬化スピードが速いので、手早く塗ります
超軽量パテはマイクロバルーンという膨らむ成分が入っているため、深いへこみにも厚く塗ることができる道具
6、耐水サンドペーパー320番を用いて、曲面をなめらかにします
ぼこぼこしないようになめらかになるまで、丁寧に削っていきます
7、再度シリコンオフをスプレーして、油分を落とします
8、超軽量パテを塗って削った後の小さな気泡を埋めるように、厚づけパテを塗っていきます
厚づけパテは超軽量パテでは埋められなかった小さな穴を埋めるのに便利な道具
パテが固まってきたら、耐水サンドペーパー600番で丁寧に削っていき、シリコンオフをスプレーしてきれいなタオルで拭きとります
パテを塗って、へこみをなくしたら次は塗装をします
準備するもの
・新聞紙
・マスキングテープ
・ボデーペン プラサフ
・耐水サンドペーパー
・コンパウンド細目
・ボデーペン ぼかし剤
・ペイント ボデーペン
・ボデーペン クリアー
1、まずはマスキングします、マスキングとは、塗料が飛び散りそうな部分を紙やテープで覆い隠すこと
塗装する部分を少し広めにとって、塗装しない部分を新聞紙で覆い隠します
2、ボデーペン プラサフで下塗りします
ボデーペン プラサフは、ある程度の傷を埋めてくれたり、カラーペイントを定着しやすくしてくれます
一気に塗ろうとせずに、数回に分けて塗装をします
補修箇所が完全に隠れるまで繰り返すことがポイント
3、新聞紙を剥がし、水で濡らしながら、耐水サンドペーパー1000番で、周囲の塗装と今回塗った塗装の段差をなくします
4、塗装面の変色・劣化した古い塗膜を磨き落とし、カラーペイントのノリを向上させるためにコンパウンド細目を重ねて塗っていきます
コンパウンド細目は、カラー塗装の下地作りや浅い傷を消したり、耐水サンドペーパーの磨き後を消すアイテム
5、シリコンオフをスプレーして、きれいなタオルで油分を拭き取ります
6、もう一新聞紙で塗装しない部分をマスキングします
スプレー塗料はかなり飛び散るので、広い範囲をマスキング
7、色を塗っていく前に、ぼかし剤を広い範囲にスプレー
ボデーペン ぼかし剤は、カラーペイントでできた白っぽいザラザラの発生を抑えることができるもの
スプレーしすぎると、液だれの原因となるので薄くスプレーをすることを心がける
8、ぼかし剤が乾かないうちにカラーペイントをスプレー
ペイント ボデーペンは、車に色を付けていくスプレー
自分の車の色に合うカラーペイントを選び、塗料を十分に混ぜるため、よく振り混ぜてからスプレーしてください
ゆっくり平行に移動させながら、数回に分けて塗り重ねると上手に塗ることができます
一度に厚塗りは厳禁なので、控えます
9、ボデーペン クリアーを塗装したところより、広い範囲にスプレー
ボデーペン クリアーは、車に深みのある光沢感を出させる役割
3回から5回塗り重ねて光沢感のある車に仕上げていきます
10、スプレー塗装した外周部分の、白っぽいザラザラした箇所に、まんべんなく濡れたように見えるまでスプレーします
11、塗料が完全に乾くまで、約1週間しっかり乾燥させます
車がしっかり乾燥したら、これで修理は完成
ここまでが、自分で修理する方法ですが、私はこの工程を見るだけで、自分で修理するのがめんどくさい、失敗するのが怖いし、丁寧に仕上げたいと思ってしまいます
私と同じ思いの方には修理会社に依頼することをおすすめします
実際、修理にかかる相場ってあまりわからないですよね
へこみの状態や場所によって値段が異なりますし、それぞれ相場は?
小さなへこみの場合はそこまで費用がかからず、数万円で済むことが多い
車がへこんでいる場所ごとの目安
・フロント周り(ボンネット):30,000円前後
・ドアミラー:約5,000円
・サイド周り(ドア・フェンダー):30,000円前後
・リーフ:30,000〜100,000円
・バンパー:25,000円前後
・リア周り:50,000〜150,000円
修理が必要な個所が複数あるとかなりの出費を覚悟する必要があります
パーツ交換が必要な場合
外傷のみであれば、へこんだ部分を直し、色が剥げてしまった部分の塗装だけで済みますが、車の内部にまで損傷がある場合にはパーツを交換する必要があり、とても高額な値段になってしまう
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