借金・負債を正しく認識!
お金持ちは現金よりローンを積極的に選ぶ?
<いい負債と悪い負債>
超低金利時代だけれど、終身雇用が崩れた今、ローンを組むのに二の足を踏んでいる人も多いのですが、
一方で富裕層はローンを好み、積極的に組んでいます
お金をたくさん持っているのに、なぜわざわざ利子のかかるローンを組むの?
<負債とは便利なテコである>
ローン=元手が少ない中で資本の利回りを得るための手段
多くの人が怖っている・ローン・借金・負債
しかし、富裕層はローンが大好き!
経営層や投資家(資本主義のゲームを理解しているので)は、
負債のことをテコだと認識(自分では動かせない重たいものを動かすときに一時的に借りる便利な道具)
道具の利用料を少し支払って重たいものを動かし、
利用料を上回る利益を出せれば、
自分のお金をほとんど使っていないのに利益が生まれる
不動産投資なら、毎月の賃料収入>ローン返済額=毎月お金が生まれる
経営も銀行からお金を借りて工場を作り(仕組みを作る)
工場が生み出す利潤>返済額
自社のキャッシュに手をつけずに事業を拡大
<負債=テコという発想を常に持つ>
自分にとってリターンの見込めそうな大きな案件がある時に
絶対に無理と諦めるのではなく
これを動かすテコはどこかにないかな?と考える
ブログで生計を目指している時、Amazonで一眼レフのカメラを見つけ、写真も撮れるライターなら重宝がられて差別化できるかも?
価格は30万円、手持ちのキャッシュはないがクレジットカードは持っている!
この時の決断は?
1、1年かけて貯金をする
2、いま買う
撮影技術で付加価値をつけたいなら1日でも早く始めた方が有利である
クレジットカード会社に支払う利息は、カメラを1年前倒しで使える権利代と考えられるので、1年という時間をお金で買っているのと同じ
1年前倒しでカメラを購入し、差別化することができ、その投資額を余裕でペイできるのなら、借りたほうが得!
挽回が効かない借金!
必ず避けるべき借金!
資本ゼロの状態での借金は、資本主義経済においては絶対に避ける
通常の投資では大きな武器となるはずの複利の強烈な威力がマイナスの方向に効いてくる
借金を返すためにさらに高利の消費者金融からお金を借りるというような状況と同じ?
仮想通貨バブル期に億超えの資本家を生んだ陰には、億単位の負債を抱えた人もいます
運で勝負が決まるギャンブルと同じ対象に(値動きやその値付けに根拠がない仮想通貨のトレード)
絶対に上がるという夢しか見ない人が下手にレバレッジをかけたとすると
利益をもたらすはずの手元の資本がなくなり、損失を生み続ける借金のみが残ることにも?
<心理学の概念の正常性バイアス>
誰が見ても危機的な状況であるにもかかわらず、自分だけは助かると勝手に思い込む
確たる理由もない希望的観測を持つことは、誰しもありうる
しかし、そうなってしまっては、挽回が難しい
<資本主義社会の大原則!>
リスクを取らなければリターンを得ることはできない
リスクを取る時、重要なのは
最高のシナリオと最悪のシナリオをどちらも読むこと(リスクコントロールの肝)
富裕層の人たちはこのリスクコントロールが非常にうまい
未来を確実に読むことは不可能
未来は、現実世界にある複雑な要因が絡み合い、その結果は別れていきます
1、すべての事態がうまく噛み合って素晴らしい結果をもたらしてくれるシナリオ
2、やることなすことすべてが裏目に出てしまって最悪の結果となるシナリオ
3、その中間に位置する無数のシナリオが、一つひとつの可能性として存在
こうした小さなことが積み重なって起きる連鎖反応を
ポジティブなほうにもネガティブなほうにも経験していることが多く
どちらもありうるとその両端についてリミッターを外して考えることの価値を知っています
運命の歯車がどちらに回っているのかを、客観的に捉えることができるのです
冷静なリスク管理のコツは
自己分析とルール化
うまくいっていれば調子に乗るし、うまくいかなければ悲観的になるし
冷静に自分を捉えることは並大抵のことではないので、内省の時間というのはとても重要!
メタ認知能力を磨くことが、資本家としての実力を伸ばすために必要
自己分析の結果
自分がネガティブな感情に寄ることが多いのなら、それをルールによって対応する
もうこれより上がるわけがないと早めに株を売ってしまって機会損失を被ることが多いなら、売ると決めたタイミングからさらに2日待ってみるというルールを設定するなど
勝算は選択肢は何かを突き詰めて考え、徹底的にリターンを追求しつつも、一方で資本をまるっきり失ってしまうような危険な賭けだけは避ける!
リスク管理能力を身に付けることが絶対条件でしょう
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