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2020年02月24日

Apple Cardのチタンカードの成る程と言える理由とは? 何でも取りあえずお願いできるコンシェルジュサービスもなければ、 何のステイタス感もなく、Apple Cardは年会費も無料 です! ステータスアイコンではなく、完全に異なるロジックで、金属カードを採用!



アップルApple Card本当のねらいとは?
アップルの切り札Apple Card!
Apple Payはサービス部門に属するアップルの主要ビジネスの1つ
年間の取扱件数は150億件ペース
2019年10〜12月期は前年に比べて2倍以上に増加
意外なほど
Apple Cardと
Apple Payを取り違えていた人がおおく、アップルが発行するあのチタンカードが
世界の取引件数のシェア1割を取ると思った人が多かった

Apple Pay
手持ちのクレジットカード、銀行のデビットカード、(日本の場合、Suica)をiPhoneやApple Watchに読み込ませて
生体認証を用いてNFCに読み込んだトークンによって非接触決済をする

Apple Card
2019年8月に発行が始まったアップルが発行するクレジットカード
iPhoneのWalletアプリ内で発行することができ、すぐにApple Payに設定して利用可能になる
オプションでチタンカードを無料で入手可能です
パートナーはゴールドマンサックスとマスターカード

利便性とセキュリティのApple Pay
米国でサービス開始時にApple Payを利用
アメリカンエクスプレス
マスターカード
ビザ
ディスカバー
といった主要ネットワークのカードを端末内に入れることができます

グーグルとともにNFCを用いた安全なカード決済
カード業界も、EMVといわれるクレジットカードに備わったICチップでの決済を標準とするなど、米国のクレジットカード全体の安全性が高まってきました

メリットはひとえにセキュリティ
Apple Pay導入以来、再発行の必要がなくなりました
Apple Payを導入する安全な店を選ぶようになったのもあります

日本は事情が違います
すでにiD、QUICPay、そしてSuicaをはじめとする交通系ICカードによって非接触決済が実現されていて、コンビニや駅の施設などを中心に、全国規模で普及していました
アップルは日本向けのiPhone 7からFeliCaチップを入れて前述の3つの決済に対応
Apple Pay側が日本のFeliCaインフラをそのまま活用できるようにし、iPhone 8以降はすべてのモデルでNFC-F(FeliCa)をサポート
世界中からiPhoneを持ってやってくる人々は、東京で鉄道に乗れたり、コンビニでお買い物をSuicaでこなせるはずなのですが?
実はiPhoneの国設定を日本にしないとSuicaカード追加の画面が出てこない
(それらの利便性を早期に変更した方が良い?)

Apple Cardでチタンカードの出番は少ない?
真っ白なチタン製クレジットカードが象徴的なApple Card
金属製カードはこれまでもありました
5〜10万、それ以上の年会費を払う上級カードのステイタスそのものでしたので、持っていること自体に意味があり、金属カードのサービスを駆使するライフスタイルそのものを象徴!
Apple Cardのチタンカードには、何でも取りあえずお願いできるコンシェルジュサービスもなければ、何のステイタス感もないのです
Apple Cardは年会費も無料
ステータスアイコンではなく、完全に異なるロジックで、金属カードを採用
Apple Cardはクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードなどは刻印されておらず、全てiPhoneのWalletアプリの中で確認
カード番号がスキミングされたと分かったら、新しいカード番号をリクエストして、不正利用を食い止めることもできるのです
カード番号と物理的なカードを紐付けてしまうと、Walletアプリでのコントロール性が損なわれるため、分離し結果、物理カードを再発行しないで、カード番号を再発行できるようになりました
発行される物理カードは、数年おきに再発行されるプラスティックカードよりも大幅に長い年数使われることを想定し
割れない金属カードを採用、再発行の事務手続きをほぼなくして、コストカット
Apple Cardにおける金属カードの採用は、ステータスではなく長持ち素材を採用しただけ!
実はこのチタンカードの出番はほとんどなく、ホテルにチェックインするときのセキュリティデポジットで100ドル預けるときに使うぐらい
米国の主要な小売店や空港、カフェなどではApple Payの利用範囲が拡がっているのです

Apple Cardの存在理由
Apple Payを世界標準的な決済手段に!
決済額のわずかな部分がアップルに手数料として入ってくる仕組み
その収入は少なくなく、年間150億回決済されており
1回あたりの手数料が1セントでも、1億5000万ドルの手数料になる
アップルはすでに22カ国でApple Payを展開
決済回数が大幅に増やせる日本市場ではハードウェア面から対応をしてきたのです
各国でも銀行やカード会社との提携を進めており、既存のカード利用社がすぐに手元のクレジットカードとiPhoneでApple Payを設定できるインターフェイスを準備
Apple Cardは、Apple Pay普及の第二段、iPhoneだけでクレジットカード口座が作れて、iPhoneですぐ使い始められ、時間的な意味でも、操作的な意味でも、非常にハードルが低く、Apple Cardは現在、米国の社会保障番号と免許証さえあれば、どんなクレジットスコアの人でもカードが発行
一般的なカードは信用度でカード発行の審査をします
Apple Cardは通常審査から落ちるスコアの人でも低い限度額設定でカードが発行され、現在クレジットカードを持っていない、作れない人のためのサービスであって、彼らをApple Payのエコシステムに引き込み、同時にクレジットスコアを付けてもらうことで将来的により多くの決済をする消費者に育てていこうというアイディアのようです
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