ドラレコからヘッドライトやカーテン!
その取り付け方は違反かも?
クルマを自分色にカスタムするのが、当たり前の趣味として定着してきたが、違法と合法の境界線が分からないモノも多く、じつは違法だった、ケースもちらほら、材質や固定方法に設けられた細かい規定があります
1)ドライブレコーダー
取り付ける場所にルールが?
ドライブレコーダー」の取り付け位置
ルームミラーやダッシュボード上に装着するタイプもある
一般的に多いのはフロントウインドウに貼り付けるタイプのものです
その場合の取付位置は
前面ガラスの上縁であって
車両中心線と平行な鉛直面上のガラス開口部の20%以内と、明確に規定
フロントガラスの上で端から20%の範囲のみとし、中央や下のほうはすべてNG
(車検のステッカーも同じ)
2)ヘッドライトの色は白色!
平成18年以降の生産車は要注意
フロントまわりでは灯火類にも要注意!ヘッドライトの色は平成18年に行なわれた保安基準の改正により
以前の白色または淡黄色から白色に変更
昔は純正でイエローのヘッドライトを持つクルマもあった!
改定された以降に生産されたクルマ(平成18年以降)で同じことをやると違反になります
改定前の生産車は適用されることはないので安心して下さい
雨や霧のときに見やすい、イエローバルブだけに、ちょっと残念な改定ですね
3) フォグランプの位置?
ローダウン車両は注意が必要!
フォグランプ
コチラの色は白色または淡黄色
問題は取り付け位置
前部霧灯・取付要件でかなり細かく規定
簡潔にいえば
ヘッドライトと同じかそれより低く
かつ地面から250mm以上の位置とされている
注意が必要なのはローダウンしたクルマです
純正の車高で、250mm以上という基準を満たしても、車高を下げればフォグランプの位置も下がるので、注意が必要です
順番としてはローダウンが先、
それからフォグランプを装着というのが失敗しない方法です
4)後部座席用のモニター!
ヘッドレストタイプはNG?
子供や同乗者に人気のヘッドレストモニター
車検は基本的に通過できないと考えたほうが無難
理由は事故で後ろに座っている人が衝突する可能性が高く、モニターの枠や画面のように割れることで人を傷付ける可能性がある素材が使われているから。
車検対応の書類が付いたヘッドレストモニターがあるとの意見もあるが、最近は車検を問題なくクリアしたという話は聞かない。
天井から吊り下げるタイプのフリップダウンモニターやステー固定タイプがオススメ
5)車中泊に便利なカーテン!
前席はNGの可能性あり!
車中泊なら必須のカーテン
走行中の使用に関しては、後部座席の窓やリヤウインドウに関してはまったく問題ない
フロントの3面は視界を妨げてしまうとの理由から禁止
(特定の条件を満たせば大丈夫とはいえ、カーテンが窓ガラスに触れないよう取り付けされている、運転席の背もたれよりもカーテンが前に出ないなど、現実的にはちょっと不可能といえるモノばかり)
フロントはカーテンで遮光やプライバシーを保護するのではなく、簡単に取り外しできるタイプのサンシェードを活用しましょう
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