車のシフト 安全走行できるDを常にチョイス
運転中に「D」しか使わないと、場合によっては、かなり損をすることになりかねない。
下り坂ではシフトレバーを「D」から「2」や「S」にギアチェンジして、踏んでいたアクセルを緩めると、自動的にエンジンブレーキがかかる。わざわざフットブレーキを踏まなくても、スピードが抑えられる。
じつは、このエンジンブレーキがかかった状態では、ガソリンはほとんど消費されないで済む。しかも、エンジンブレーキがよくきいていると、減速するためにフットブレーキを使う必要がない。フットブレーキで減速すると、意外なほどガソリンを使うのだが、この消費分がゼロになるのです。
坂を下るときに「2」や「S」に変えると、ガソリン消費量は約10分の1に抑えられる。
正解 下り坂では「2」にすると燃費が10倍アップ!
■吹雪の日の夜間走行 遠くまで見えるようにと、ヘッドライトを「ハイビーム」にチェンジする……こんなことは絶対にやってはいけない。ロービームの照射距離は前方40mだが、ハイビームは100m。通常の夜間走行では、対向車がいないときは、できるだけハイビームで照らすのが正解。
しかし、吹雪のときにハイビームをチョイスすると、雪に乱反射して逆に視界が悪くなってしまう。大雪のなかを夜間走行することがあれば十分注意しよう。
正解 乱反射して視界が悪くなる! 「ロービーム」で
■雪道 チェーンよりもスタッドレスタイヤ派
冬の雪道をクルマで走るには、チェーンを巻くのは面倒だからと、スタッドレスタイヤしか使わない人も多いだろう。
通常の雪道走行なら、スタッドレスタイヤで楽に走ることができる。高速道路で「チェーン規制」がされている場合でも、スタッドレスタイヤで問題ないケースは多い。
ときに高速道路で「チェーン装着車以外通行止め」の場合、チェーンを持っていないとお手上げ。スタッドレスタイヤは、すべての雪道を走れるわけではないので、必ずチェーンをクルマにのせておこう。
正解 「チェーン装着車以外通行止め」規制の場合はお手上げ
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