私が会社に入った頃、かぐや姫というフォークグループがいました。

たしか3年くらいで解散してしまったような記憶があります。

いま、たまたまそのメンバーである南こうせつさんの

地元大分でのライブらしいもの(録画ですけど)を見ていました。



南こうせつさんは大分県の杵築市に居を構えていらっしゃいます。

国東半島にある市なので距離的には私の住む山口とは

瀬戸内海を挟んでいるとは言え、そう離れてはいません。



こうせつさんがあまり広いとは言えぬ会場で地元の人と

膝を付き合わせて何かおしゃべりしているところから

録画は始まっていました。



知り合いの方も大勢おられるようで実に親しげに

方言で話しておられました。言葉も距離的に近いためか

方言でもよく解ります。



おしゃべりしながら持ち歌を唄うというパターンで

ライブは進んで行きましたが「幼き日に」の歌になって

会場の方の何人かがハンカチを目に当てていらっしゃいます。

それが目にはいったこうせつさんが絶句。



「幼き日に」は文字通りこうせつさんの小さな頃のことを

モチーフにしているのだと思います。

長兄に可愛がられたというこうせつさん。45歳でお兄さんは

他界されたそうです。その面影とも重なったのかも知れません。





    ?   石ころ  だらけの  この道を 

       まっすぐ 歩いて 行くと

       親戚の おばさんの うち

       僕の 足音と 蝉のこえが

       遠く夏の空に  こだまする

       去年の 夏までは 兄ちゃんと 来たけれど

       ひとりで ここまで 来たのは はじめて
   ?




こうせつさん、歌い直した途中でもまた涙でした。




幼き日に  南こうせつさん




時間とお金に余裕があれば思い出の地に
行ってみたいと思わせる季節となりました

【じゃらん】料理、温泉、おもてなし…クチコミで選ばれた人気宿ランキング

カテゴリ
タグ