金メダルの期待が懸かる平野は1回目の試技は転倒し35・25点。それでも、2回目にきっちりと修正し完璧なランを披露。95・25点をマークしトップに躍り出たが、平野の最大のライバルである最終滑走のショーン・ホワイト(31=米国)が最終試技で97・75点をマークし逆転。金メダルを獲得した。
「3強」の一角スコット・ジェームズ(23=オーストラリア)が92・00点で銅メダルを獲得した。
片山は3回目にマークした87・00点が最高で7位。メダル獲得はならなかった。戸塚は2回目の試技で高いエアを見せたが、角に落下し、そのまま転倒。倒れこんだまましばらく動くことができなくなってしまい、担架で搬送。3回目の試技は棄権し11位に終わった。
◇スノーボード・男子ハーフパイプ 決勝は前日に行われた予選の上位12選手が出場。6人の審判員が100点満点で採点し、最高と最低の2人の点数を除いた残り4人の平均点が得点となる。3回の試技のうち最も高い得点を採用し、順位を決定する方式で行われた。