前回の記事では、 汗をかくメカニズム や 理由 と、 汗の種類 についてお伝えしました。
前回記事: 【汗の量を抑えたい!】どうして汗をかくの?汗をかくメカニズムを知って上手に汗ケア♪
今回は、 汗の量が増えてしまう原因について。
これが改善できれば、 ダラダラの滝汗も解消できる かも!?
と、その前に、 まずは代謝についての幻想を取り払いましょう。
この夏に、 汗を気にせずオシャレを楽しめるように、しっかりおべんきょうして汗ケアをがんばりましょうね!
「汗の量が多い=代謝が良い」は幻想です!!
まずは、 残念なお知らせ です。
見出しの通り、 汗の量が多いからと言って、代謝が良いというわけではない のです。
むしろ、 汗の量が多い ことに悩んでいる方のほとんどが
実は代謝は良くない のではないかと、わたしは考えています。
最初にその理由についてお伝えしていきたいと思います。
汗に関係する代謝は「基礎代謝」
普段からもよく耳にする「代謝」。その中にもいろいろと種類があることもご存じだと思います。
特に耳にするのは 「新陳代謝」 と 「基礎代謝」 ですよね。
簡単にご紹介すると、
新陳代謝 は 細胞が新しく入れ替わるシステム のこと。
どちらかというと、 美肌や美髪に関連が強いイメージです。
汗の量に関係あるのは、 基礎代謝 です。
基礎代謝 は、 生命維持のために消費されているエネルギー のことを言います。
人は、寝ているときにも脳や内臓は動いています。また、呼吸や体温の調整にもエネルギーが使われています。
そう、 体温の調整!
こういった、 生きていくのに最低限必要なエネルギー が 基礎代謝 であり、
体温の調整 のために 汗の量にも大きく関連がある のです。
基礎代謝量は(ある程度)筋肉量に比例する
基礎代謝の内訳は、 筋肉が最も多く22% 、 肝臓が21% 、 脳が20% で、次いで心臓、腎臓となりますがこれらは10%以下となります。
意外と少なっ!!! と思いませんか?
少し余談ですが、ダイエットなどでは 「基礎代謝を上げよう」 というフレーズがよく出てきますよね。
努力や外的要因で内臓や脳を大きくするなんてことはできません。
そのため、 努力である程度何とかなる 「筋肉量を増やす」 ことで基礎代謝を上げようとしているんです。
つまり!!
「代謝が良いから汗の量が多い」のはごくごく一部の方だけ なんです。
筋肉量が多くてムキムキ な方は、もしかしたら代謝が良すぎて汗の量が多いのかもしれませんが・・・
この記事を読んでいる方は、 そうではない方のほうが多いのではないでしょうか?
「代謝が良い」に惑わされず、汗ケアしよう!
さて、 「汗が多いからわたしは代謝がいいのかも♪」という幻想 は晴れてきましたか?
しっかり現実をみて、 一緒に汗の量を改善していきましょう。
さぁ、お待たせしました。
次の記事では、ついに 「汗の量が増えてしまう原因」に触れていきます。
お楽しみに!!
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