まず北朝鮮の誠意ある対応が必要
【ソウル=宇恵一郎】韓国大統領府は6日、民心一新のため内閣改造を行い、5大臣を交代させた。
南北政策の要の統一相は玄仁沢(ヒョンインテク)氏が留任した。
北朝鮮が対話攻勢をかける中で、統一相の交代が取りざたされたが、昨年起きた北朝鮮による軍事挑発に対して、「まず北朝鮮の誠意ある対応が必要」とする李明博政権の対北朝鮮基本政策が維持される。
一方、先月27日の国会議員などの一斉再・補欠選挙で敗北した与党・ハンナラ党は6日、院内代表選挙を行い、派閥色の薄い黄祐呂(ファンウヨ)氏を選出した。
同党内は、李明博(イミョンバク)大統領派と次期大統領選挙の与党有力候補とされる朴槿恵(パククンヘ)元代表派の相乗り所帯だが、中立派の当選で、両派が共闘して党勢力伸長を図ることになった。
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