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2019年01月12日

【第9世代の鉄板】ASUS社「ROG STRIX Z390-F GAMING」をレビュー

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今回ご紹介するのは2018年10月9日に発売されたASUS社のインテル社チップセットZ390 搭載したATX「ROG STRIX Z390-F GAMING=以下Z390-F」のゲーミングマザーボードでございます。

ミドルクラスの自作PCを構築したくなり低価格&高性能を重視しレビューしていきたいと思います。

以前に 【第9世代の母艦】ASUS社「ROG STRIX Z390-I GAMING」 をレビューしましたが「Z390」と「Z370」の違いをおさらいします。

「Z390」と「Z370」の違い


簡単に比較表を作成しました。

「ROG STRIX Z390-F GAMING」の特長

開封の儀

外観

「ROG STRIX Z390-F GAMING」をチェックする

組み込み完了!

チップセット Z390 Z370
ソケット形状
LGA 1151 LGA 1151
サポートメモリ
DDR-2666 DDR-2666
最大メモリ容量
64GB 64GB
PCI Express 3.0レーン
24 24
PCI Express構成
x1, x2, x4 x1, x2, x4
USB3.1 Gen2(10Gb/s)
6 -
USB3.1 Gen1(5Gb/s)
10 10
RAID構成
PCIe 0, 1, 5 PCIe 0, 1, 5
SATA 0, 1, 5, 10 SATA 0, 1, 5, 10

「Z390」の「USB3.1 Gen2(10Gb/s) 」が進化しただけで「Z390」と「Z370」の違いを探してみると大きな変更点はないです。

今回の新世代「Z390シリーズ」は「Z370シリーズ」と互換性を持つのが最大の特長です。

「Z390シリーズ」と共に「第9世代CPU」も大きく進化しました。

今回、用いる「Core i5 9600K」は、ゲーマー納得の高コストパフォーマンスCPUとして定評があります。

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「ROG STRIX Z390-F GAMING」に「Core i5 9600K」を組み込みレビューしたいと思います。

?第8世代と第9世代のLGA1151ソケットがそのまま使えます。

?Aura Sync RGB: アドレスサブルRGBストリップを含む、対応する多彩なPCギアによるシンクロしたLEDイルミネーション

?包括的な冷却: オンボードM.2ヒートシンク、ウォーターポンプヘッダー、拡張ファンヘッダーを搭載
5-Way Optimization: PCビルドに合わせてカスタマイズされたAIオーバークロックと冷却の設定を提供し、自動的にシステム全体のチューニングを施します。

?ゲーミングコネクティビティ: デュアルM.2、USB 3.1 Gen 2 Type-A/Type-Cコネクターを搭載

?ゲーミングネットワーク: Intel Gigabitイーサネット、LANGuard、GameFirst搭載

?ゲーミングオーディオ: 「SupremeFX S1220A」と「Sonic Studio III」の組み合わせで風景を描くような奥行きのあるサウンドを実現し、アクションへの没入感を向上

?イージーDIY: プリマウントI/Oシールド、ASUS SafeSlot、プレミアムコンポーネントで最大級の耐久性を実現

以上「ASUS社」より引用

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内容物
User's manual
4 x SATA 6Gb/s cable(s)
1 x M.2 Screw Package
1 x Supporting DVD
1 x MOS fan bracket kit
1 x CABLE TIE BLACK
1 x SLI HB BRIDGE(2-WAY-M)
1 x ROG Strix stickers
1 x ROG Door Hanger(s)
1 x Extension Cable for RGB strips (80 cm)
1 x Extension cable for Addressable LED
1 x Thermistor cable(s)

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インターフェイスのカバー部分にASUSの「ロゴ」が協調されたデザインになりました。

その代わりに「チップセット」のカバーに「STRIX」の文字が入り、デザインレイアウトに好みが大きく分かれそうです。

「Z390-F」は表面に「SSD M.2」が備えています。
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カバー部分の「SSD M.2」は、こんな感じで換装できます。
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カバーの裏側には「SSD M.2」を冷ます「冷却シート」が貼っています。
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もう一か所のCPU周辺の「SSD M.2」はこんな感じで換装できます。
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裏側にないので、もう一基の「SSD M.2」を追加したいときは、わざわざPCケースから「マザーボード」を外すことなく、そのまま換装できます。

PCI Expressスロット部分を見てみます。
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ASUSの高い耐久設計のPCI Expressスロット部分には金属プレートを使用してます。

グラフィックボードの自重で垂れ下がらないだけでなく、グラフィックボードを換装の際に引き抜く力も通常の1.6倍の強度を実現。

今後にかけて「グラフィックボード」は性能とともに重さも厚み(3スロット)増してくるので頑丈であれば安心ですね。

他に「PCIe 3.0/2.0 x16 (max at x4 mode) 」を1ヶ所、「PCIe 3.0/2.0 x1 」を3ヶ所、備えています。

音源のチップ「SupremeFX」は別途、サウンドカードが必要ないくらい高音質で臨場感、溢れるサウンドチップを搭載しています。
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筆者は昔、市販のメーカーパソコンを使用していた時は必ず「サウンドカード」は必要パーツでした。

今の「オンボード音源チップ」は本当に高音質で素晴らしいです。

最近は本格オーディオとして活用する方も少なくないです。

なので余程、音に拘りがなければ「SupremeFX」で十分です。

マザーボードの外周りを見てみます。

「システムパネルコネクター=F-PANEL」がマザーボードの下部分に配置されたので取り回しが良くなりました。
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最近のPCケースは下からケーブルが伸びたほうが目立たなくて良いです。

AURA RGB ヘッダーは2ヶ所あります。
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将来的に「RGB-LED」を追加したいときにハブを買わずに済みます。

「インターフェイス」を見てみます。
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「無線LAN」は搭載していませんが「USB 3.1 Gen 2 ポート」は「TypeA」が3つ、「TypeC」が1つあり映像出力は「「DP 1.2」「HDMI 1.4」と備えています。

早速、「ROG STRIX Z390-F GAMING」に「Core i5 9600K」とメモリはコルセア社「Vengeance RGB-32GB」を換装します。
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メモリスロットは「4スロット=DDR4 4266 MHz」あり最大で「64GB」まで対応します。
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換装が終わりPCケースに組み込んでいきます。

グラフィックボードはASUS社「ROG-STRIX-RX570-O4G-GAMING」を換装します。
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フルHDでPCゲームするなら「RADEON-RX570」で60fpsをご堪能あれ!

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「ROG」のロゴマークが隠れていますがLEDが左から右へ色を変わるのが綺麗です。
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ユーティリティソフトの「ASUS Aura」を使えば「マザーボード」だけでなく「グラフィックボード」から「メモリ」まで同期して様々なライティングを楽しめます。

更にオンボードRGBヘッダーが搭載されているので「LEDストリップ」も簡単に接続できます。

「ASUS Aura」ダウンロードはこちら

使ってみた感想


「Z390-F」を組み終え「BIOS画面」にて動作確認をしたところ「起動の優先順位」の項目に「HDD」「SSD」「USB」など認識しない問題が発生しました。

「CSM」を色々と設定を修正したところ無事、「ストレージ」などが認識しました。

もしも「起動の優先順位」が認識しなかったら・・・
?「CSMの起動」を有効

?「起動デバイス設定」を(UEFI/レガシーOPROM)に設定し直します。

?、?を試してみて駄目だったらASUSに相談してみてください。

良かったところ


?組み立てる際に「USB」、「AURA RGB ヘッダー」などマザーボードの下部分に配置しているので配線周りが一ヶ所にまとめられる。

?メモリが「DDR4-4266MHz」まで幅広く対応。

残念な点、注意する点


?「Z390」と「Z370」の違いは「USB3.1 Gen2(10Gb/s)」の追加点なので「Z370」ユーザーの方はデザインが好み以外は買い替えのメリットは、あまりないです。

?BIOS画面にて「起動の優先順位」が認識しないトラブル発生するリスクあり!
無事、使えるようにするまで何時間も要する場合があります。

総評


BIOS「起動の優先順位」が認識しないのトラブルが発生しなければ、とても魅力的なマザーボードです。

このトラブルが発生した以上、自作PC入門者の方は避けた方が無難でしょう。

これから自作PCをチャレンジするならば「Z390シリーズ」をおススメします。

「ROG STRIX Z390-F GAMING」は「ミドル」から「ハイエンド」までカバーする高コストパフォーマンスのマザーボードです。

この機会にチャレンジしませんか?

お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K



主な仕様


フォームファクタ-ATX
CPUソケット-LGA1151
チップセット-Z390
メモリタイプ-DIMM DDR4
メモリスロット数-4
最大メモリー容量-64GB
幅x奥行き-305x244 mm

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お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます







この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
M.2-SSDは表面に2か所あるので、後で追加したいときに便利で、とても換装が楽です。
Posted by at 2019年03月31日 21:03
M.2SSD×2を装着した場合が分かりやすく見られて助かりました。
Posted by at 2019年03月13日 07:39
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