価格は78,800円(税込)です。
「Core i7-14700K」の他に5種類のラインナップを用意しています。
?Core i9-14900K
価格・・・109,800円(税込)
?Core i9-14900KF
価格・・・105,800円(税込)
?Core i7-14700K
価格・・・78,800円(税込)
?Core i7-14700KF
価格・・・74,800円(税込)
?Core i5-14600K
価格・・・59,800円(税込)
?Core i5-14600KF
価格・・・55,800円(税込)
*Fは内蔵GPUなし
スペックは以下の通りです。
1. 性能差は現行フラッグシップと変わらない!
2. ソケット「LGA1700」は最終形態へ!
3. 「Core i7-14700K」は「APO」が使えない?!
4. 開封の儀
5. 外観
6. 「Core i7-14700K」のスコア検証
7. 使ってみた感想
8. 良かったところ
9. 残念な点、注意する点
10. 総評
11. 主な仕様
12. 関連商品
13. トレンドアイテム
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CPU | 14700K | 13700K | 14900K | 13900K | Ryzen7 7800X3d |
コア数 | 20 (8P+12E) | 16(8P+8E) | 24 (8P+16E) | 24 (8P+16E) | 8 |
スレッド数 | 28 | 24 | 32 | 32 | 16 |
ベースクロック | 3.4 GHz (P) | 3.4 GHz (P) | 3.2 GHz (P) | 3.0 GHz (P) | 4.2 GHz |
ブーストクロック | 5.6 GHz (TVB) | 5.4 GHz (TVB) | 6 GHz (TVB) | 5.8 GHz (TVB) | 最大 5.0 GHz |
L2/L3 cache | 24/33 MB | 24/30 MB | 32/36 MB | 32/36 MB | 8 MB |
対応メモリ | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-5600 / DDR4-3200 | 96 MB |
TDP | 125W | 125W | 125W | 125W | 5200 MHz |
「14700K」はインテルCPUの中で最もパフォーマンス性能が良いと言われています。
「××700Kシリーズ」と言えば「旧世代フラッグシップCPU」と同等性能を毎度キープしています。
「14700K」のスペックと性能ベンチマーク検証を通じて、この新しいプロセッサの特徴と性能について詳しく見ていきます。
まず「Raptor Lake Refresh世代」は、インテル第13世代の「リフレッシュモデル」であるため、基本的なアーキテクチャは変更されていません。
「14700K」は、この新しいラインナップの中で注目すべき存在です。
なぜなら、このモデルだけが「従来モデル」よりもスペックが強化されているからです。
「Eコア」が4つ増加し「16コア24スレッド」から「20コア28スレッド」に向上しています。
この増加により「Core i9シリーズ」との性能差が縮まり、フラグシップモデルに匹敵する強力な処理能力を備えています。
具体的には、ゲームプレイにおいても「14700K」は優れたパフォーマンスを発揮しています。
特に「Core i9-14900K」との比較では、ゲームプレイにおいては「14700K」がより魅力的なモデルと言えます。
総合的に見ると「14700K」は高い処理能力とゲームプレイの向上を備えた、第14世代の傑作プロセッサと言えるでしょう。
将来のアーキテクチャの進化にも期待がかかる中、「14700K」がどれだけのユーザーに支持されるかが注目されます。
ソケット「LGA1700」は最終形態へ!
ソケット「LGA1700」は最終形態へ!
Coreプロセッサは「第14世代」に進化しており、これは「Raptor Lake Refresh」という名の世界最速のデスクトップ向けCPUの登場を意味しています。
「Raptor Lake Refresh」は旧世代の「マイナーチェンジ版」で、既存の「Z690」や「Z790」マザーボードで運用できる最後のCPUとなります。
一方、「Arrow Lake」はソケットが変更されるため、既存のマザーボードで使用する際には「BIOSの更新」が必要です。
しかし、2023年6月から8月にかけてリリースされるBIOSアップデートにより「第14世代」のCPUに対応するマザーボードが多く登場するでしょう。
この進化により、デスクトップPCの性能向上と拡張性が期待されます。
「Core i7-14700K」は「APO」が使えない?!
「Core i7-14700K」は「APO」が使えない?!
「14700K」は「APO」はサポートされてませんが「14900K」との大きな違いの特権でありますので「APO」について説明しておきます。
「APO」(Intel Application Performance Optimizer)は「第14世代」のIntel Coreプロセッサ向けの特別な機能で特定のゲームの性能向上を提供します。
この機能の主な目的はゲームの「フレームレート向上」です。
「APO」を有効にするには「BIOSとドライバー」の設定が必要で現在は「Rainbow Six Siege」と「Metro Exodus」の2つのゲームでのみ利用できます。
「APO」はゲーム処理を「Pコア」に重点的に割り当てて性能を向上させる役割を果たします。
ただし既存の最適化を備えたゲームでは「APO」の効果が制限される可能性があります。
「Ryzen」も同様の技術を提供しCPU市場での競争が激化しています。
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「Core i7-14700K」のスコア検証
「Core i7-14700K」のスコア検証
【PCケース】「JONSBO D31 メッシュ SC」
【CPU】INTEL社「Core i7-14700K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 555.09
3D MARK
Cinebench R23ー「CPU」
blender(V3.4.0)ー「CPU」
「フォースポークン」−「プリセットー最高」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「プリセットー極限」
Horizon Zero Dawn−「プリセットー最高」
「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
ゴーストリコン ワイルドランズ−「プリセットーウルトラ」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
使ってみた感想
使ってみた感想
「14700K」を「6万円台」で購入しましたが「14900K」に迫るパフォーマンス性能に驚きました。
ベンチマークタイトル「3D-MARK」の「FireStrike」では約「10,000」ほど高いスコアを出しており「トータルスコア」においては突出した印象がありますが「14900K」との性能差は僅かです。
体感的には「14900K」と大きな変化はありませんが「高い消費電力」と「熱量」もほぼ同等になるため「強力な冷却性能」も備える必要があります。
「14700K」の「CPU温度」を見てみます。(室温11℃)
「Cinebench R23」を「10分起動」してみます。
「14900K」と比べて性能差は僅かなので無理に「14900K」を購入しなくても十分に満足できるパフォーマンス性能を持っています。
良かったところ
良かったところ
?「Eコア」が増えた・・・「14700K」には4つの追加「Eコア」が搭載されており、これにより多くのタスクを同時に処理でき、全体的な性能向上が期待できます。
?リーズナブルな価格・・・性能向上がリーズナブルな価格で提供されているため、ユーザーはコスト効果的に新しいテクノロジーを利用できます。
?「Core i9」に近いゲーム性能・・・ゲーマーにとっては「14700K」が「Core i9」に非常に近いゲーム性能を発揮し、高い処理能力が求められるゲームでもスムーズなプレイが可能になりました。
?高速なアプリケーション実行・・・アプリケーションの実行速度が向上し、特に「13900K」よりも高速なアプリケーション実行が可能です。
?ゲームパフォーマンスの優越性・・・ 「X3D Ryzen以外」のすべての「Ryzenモデル」を凌駕し、広範なゲームタイトルで高い性能を発揮します。
「PCI-Express 5.0」のサポートも追加され、高速なデータ転送が可能です。
?「オーバークロックの柔軟性」・・・オーバークロッカーにとっては、マルチプライヤーのロック解除が可能であり、パフォーマンスの最大限の引き出しが行えます。
ユーザーは自身のニーズに合わせてプロセッサを調整しパーソナライズされた性能を得ることができます。
?先進的なマザーボードサポート・・・「600/700シリーズ」のチップセットマザーボードに対応しており、豊富な拡張性と先進的な機能を提供するマザーボードを利用できます。
「DDR4 / DDR5メモリ」のサポート・・・ 「DDR4 / DDR5メモリ」のサポートが備わっており高速で大容量のメモリを活用して快適なコンピューティング体験が期待できます。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
?非常に高い電力使用量・・・効率的なエネルギー利用が求められる現代のコンピューティング環境においては懸念される点です。
?ゲーム性能においては「Ryzen 7800X3D」が優れています。
?厳しい冷却要件/高温・・・ 「14700K」は非常に厳しい冷却要件を求め高温になりやすい傾向があります。
冷却システムの選択やケースの通気性を重視する必要があります。
?「PCIex8グラフィックス」のみ (Gen 5 M.2 スロット使用時)・・・「PCI Express x8スロット」はグラフィックスに対してのみ利用可能であり「Gen 5 M.2スロット」を使用する場合に制限が生じます。
?AI Assist / APO はサポートされていません・・・現時点では「14700K」は「AI Assist」や「APO」などの先進的な機能はサポートされていません。
対応しているCPUは「Core i9-14900K」のみです。
? 「14700K」は「AVX512」をサポートしていません。
総評
総評
「第14世代」と「第13世代」との進化は全般的に僅かです。
「高い電力使用」、「厳しい冷却要件」などのデメリットがありますが、「14700K」はコスト効果的で、追加された「Eコア」や「優れたゲーム性能」、「高速なアプリケーション実行」などのメリットが多く挙げられます。
「第14世代」のラインナップでは「14700K」が「14900K」に近い性能を持ちつつ、価格は「6万円台」というパフォーマンスを考慮するとトータルバランスが優れています。
また、最新のマザーボードやメモリとの互換性もあります。
「第14世代 Raptor Lake Refresh」は「Core iシリーズ」最後のCPUとなりました。
次世代のインテルCPUは「Intel4」および「Intel7」のようなネーミングに変わるようです。
「第12世代シリーズ」、「Ryzen5000シリーズ」以前のコンポをお持ちの方は、ぜひ「第14世代 Raptor Lake Refresh」を記念に導入してみてはいかがでしょうか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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主な仕様
主な仕様
ソケット形状 -LGA1700
コア数-20コア スレッド数-28
クロック周波数-3.4GHz(P)
最大動作クロック周波数-5.6GHz(TVB)
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CPU | 14700K | 14900K | 14600K |
コア数 | 20 (8P+12E) | 24 (8P+16E) | 14 (6P+8E) |
スレッド数 | 28 | 32 | 32 |
ベースクロック | 3.4 GHz (P) | 3.2 GHz (P) | 3.5 GHz (P) |
ブーストクロック | 5.6 GHz (TVB) | 6 GHz (TVB) | 5.3 GHz (TVB) |
L2/L3 cache | 24/33 MB | 32/36 MB | 20/24 MB |
対応メモリ | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-5600 / DDR4-3200 |
TDP | 125W | 125W | 125W |
性能差は現行フラッグシップと変わらない!
性能差は現行フラッグシップと変わらない!