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2020年02月13日

【ABAP】オフセットーデータ読込・書込


目次

1 オフセットとは?



オフセットとは?


オフセットとは、ざっくり説明すると データの 位置 長さを表したもの です。
つまり、データの「どこから」「どれぐらいの長さ」を一度に表現するのが、オフセットです。

例として、「あいうえお」という文字列データを考えてみましょう。

実際のオフセットの利用例として「 文字列からある特定の部分を切り取って利用したい!」みたいな場合を想像してみます。
例えば、「あいうえお」から、「 うえお」というデータを切り取ります。

この場合、オフセットでは「 2(3)」というように表します。

2 (3) 」というのは、「 どこから 」の位置情報と「 どれぐらいの長さ 」というデータ長情報を一度に表現した形です。

「あいうえお」の 3文字目 (※0番目から3つ移動)から 3文字分 の長さを指定しているという意味になります。

「オフセット」の最初の数字は、 0番目 になる点に注意が必要です。

2 ABAPでのオフセット利用方法


変数名 + 2 ( 4 )

変数名の直後に「どこから」「どれぐらいの長さ」かを指定します。
先ほど解説したものと同一の書き方です。
上記では、指定した変数名の2文字目から4文字分を指定していることになります。

例えば、変数名に「123456789」が格納されている場合、「3456」が切り取られます。

オフセットで指定した値を逆に格納することもできます。
オフセットは、ABAPにだけ関わる概念ではありませんので、他言語を学ぶ際にも役立ちますので是非覚えておいてください。
タグ: ABAP
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