この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
広告
posted by fanblog
2020年02月13日
【ABAP】オフセットーデータ読込・書込
目次
1 オフセットとは?
1 オフセットとは?
オフセットとは?
オフセットとは、ざっくり説明すると データの 位置と 長さを表したもの です。
つまり、データの「どこから」「どれぐらいの長さ」を一度に表現するのが、オフセットです。
例として、「あいうえお」という文字列データを考えてみましょう。
実際のオフセットの利用例として「 文字列からある特定の部分を切り取って利用したい!」みたいな場合を想像してみます。
例えば、「あいうえお」から、「 うえお」というデータを切り取ります。
この場合、オフセットでは「 2(3)」というように表します。
「 2 (3) 」というのは、「 どこから 」の位置情報と「 どれぐらいの長さ 」というデータ長情報を一度に表現した形です。
「あいうえお」の 3文字目 (※0番目から3つ移動)から 3文字分 の長さを指定しているという意味になります。
「オフセット」の最初の数字は、 0番目 になる点に注意が必要です。
2 ABAPでのオフセット利用方法
変数名 + 2 ( 4 )
変数名の直後に「どこから」「どれぐらいの長さ」かを指定します。
先ほど解説したものと同一の書き方です。
上記では、指定した変数名の2文字目から4文字分を指定していることになります。
例えば、変数名に「123456789」が格納されている場合、「3456」が切り取られます。
オフセットで指定した値を逆に格納することもできます。
オフセットは、ABAPにだけ関わる概念ではありませんので、他言語を学ぶ際にも役立ちますので是非覚えておいてください。
タグ: ABAP