『パニッシャー』The Punisher(2004・米/独)
脚本/ジョナサン・ヘンスレー、マイケル・フランス
制作総指揮/ケヴィン・ファイギー、ジョン・スターク
製作/アヴィ・アラド、ゲイル・アン・ハード
撮影/コンラッド・ダブリュー・ホール
美術/スティーヴン・ケンパー
衣装デザイン/リサ・トムチェスジン
出演/トム・ジェーン、ジョン・トラボルタ、ロイ・シャイダー、ウィル・パットン、サマンサ・マシス、ローラ・ハリング、ジェームズ・カルピネロラッセル・アンドリュースエディ・ジェイミソン、ベン・フォスター、ジョン・ピネット、レベッカ・ローミン=ステイモス、マーカス・ジョーンズ、エドゥアルド・ヤネス、オマール・アヴィラ
闇の世界で正義を貫く。俺は私刑執行人。
【映画ネタバレ】パニッシャー(2004)
<ネタバレあり! 結末まで掲載しています!>
裏社会を支配する資産家ハワード・セイント(ジョン・トラヴォルタ)。ある夜、彼の溺愛する息子ボビー(ジェームズ・カルピネロ)が、密輸取引現場の銃撃戦でFBIによって殺された。
怒り狂うセイントは、ボビーを死に至らしめたFBI潜入捜査官フランク・キャッスル(トム・ジェーン)の一家を虐殺。フランクは爆破で海へ吹き飛ばされた。家族を失ったキャッスルは、セイントを法律では十分に罰しきれないことを知り、闇の私刑執行人「パニッシャー」へと生まれ変わる。
身を隠しているアパートの住人、ジョアン(レベッカ・ローミン=スミス)、デイヴ(ベン・フォスター)、バンポ(ジョン・ピネット)の暖かい友情に恵まれつつも、キャッスルはセイントを制裁する機会を狙っていた。
一方、キャッスルが生き延びていることを知ったセイントは、2人の殺し屋、ハリー・ヘック(マーク・コリー)とザ・ロシアン(ケヴィン・ナッシュ)を送り込む。それを交わしたキャッスルは、セイントの妻リヴィア(ローラ・ハリング)と、彼の右腕であるクエンティン・グラス会計士(ウィル・パットン)の行動を追う。
そしてクエンティンがゲイであり、それをセイントに隠していることを知った。キャッスルはクエンティンを脅迫。そして彼とリヴィアが浮気しているとセイントに思い込ませた。その結果セイントは、リヴィアとクエンティンを殺害。そに現れたキャッスルが、セイントに制裁をくわえて惨殺した。全てが終わり、自ら命を絶とうとしたキャッスルだが、法で裁けない悪人たちを「パニッシャー」として制裁していくことを決意するのだった。
<END>
今回の映画では主人公の経歴は原作の海兵隊員から、湾岸戦争への従軍経験やCTUに所属した経歴を持つFBI捜査官と変更されています。舞台もニューヨークではなくフロリダへ。主人公が敵に罠をしかけて、ネチネチと陰湿な嫌がらせをしていく展開に、ドルフ・ラングレン版の豪快なバリバリ・アクションと違い、ちと物足りなさを感じます。
途中の格闘シーンは急にコミカルになったりと、脚本にも問題ありです。頭をカラッポにして見て、丁度いい出来というところでしょうか。ロイ・シャイダーの遺作です。
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サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!
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